小さなツナの缶詰。齧る。

サブカルクソ女って日本語、すごく好きだったよ。

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

池上英洋『イタリア 24の都市の物語』-「カノッサの屈辱」のカノッサってそういや人物名じゃなくて場所だったな。-

私と一緒にイタリア旅行しませんか? せっかくならイタリアを、一周。 といったとこでしょうか。 池上英洋『イタリア 24の都市の物語』(光文社 2010年)の話をさせて下さい。 【概要】 世界中の旅行者を魅了する、ヨーロッパでも屈指の人気を誇る国・イタリ…

加賀乙彦『ある若き死刑囚の生涯』-死にたいですか?本当に?

死への恐怖に打克つということ。 加賀乙彦『ある若き死刑囚の生涯』(筑摩書房 2020年)の話をさせて下さい。 【概要】 罪を見つめ、罰を引き受けるとはどういうことか。 罪を受け入れ、乗り越えて生きることは可能か。 1988年の横須賀線爆破事件の犯人で死…

山下和美『不思議な少年1』-2020年の日本に生れ落ちた僕達はどう生きるか-

ねえ、凄い漫画読んじゃったんだよ。 山下和美『不思議な少年1』(講談社 2001年)の話をさせて下さい。 2001年刊行とは思えない表紙◎ 【あらすじ】 人間って不思議だ 終戦直後の日本に生きる家族を縛る「血」と「土地」、 19世紀末のロンドンを懸命に生きる…

西炯子『こいあじ』-ジュリエット、もう君の手は離さない。-

タイトルに、偽りなし。 西炯子『こいあじ』(新書館 2010年)の話をさせて下さい。 【概要】 1991-1997年に発表された西炯子初期短編集。 収録作品 軽井沢つけもの夫人 密林の二人 戦場にかける恥 さよならジュリエット 指 息 耳 君といつまでも 彼女からFA…

吉祥寺武蔵家-家系しか勝たん。豚骨塩しか勝たん。-

やっぱり、ラーメンの頂上といったら家系なんですよね。 家系しか勝たないんですよね。結局。 「吉祥寺武蔵家」の話をさせて下さい。 ※静岡での催し物店舗です。終了してます 【行くべきだった人】 ・家系ラーメンが好きな人 ・豚骨醤油が好きな人 ・豚骨塩…

「欅坂46 THE LASTLIVE 2日目」-ありがとう、欅坂。-

人生で絶対にやっておきたいことの一つが実現できたので、 僕はもう今しんでもいい。 『欅坂46 THE LASTLIVE 2日目』の話をさせて下さい。 【見るべきだった人】 ・欅坂のファン ・小池美波推し ・一期生推し 【感想】 けやき坂・日向坂のライブはそれぞれ1…

「僕達の嘘と真実 Documentary of KEYAKIZAKA46」-さよなら、欅坂。-

映画見てきました。 「僕達の嘘と真実 Documentary of KEYAKIZAKA46」(監督:高橋栄樹 配給:東宝映像事業部 2020年)の話をさせて下さい。 映画館、シネシティザートにて。 【概要】 欅坂46 初にして究極のドキュメンタリー映画完成。 これは、誰も知らな…

魔神ぐり子『事故物件より愛をこめて』-2020年度まぐろどんギャグマンガアカデミー賞受賞作品-

死んだ婆さん「セックスしまくったが子供はできなかった それでも幸せだった」 主人公「いいかた」 p.148 間違いなく今年読んだ四コマの中でナンバーワンですね。 貸本屋で借りたけど、購入しようかな。 魔神ぐり子『事故物件より愛をこめて』(ぶんか社 202…

原作:宮部みゆき 作画:皇なつき『お江戸ふしぎ噺 あやし』-梅の花を見るたび、多分きっと君を思い出す。-

怖いだけが、怪談じゃないんだよ。 原作:宮部みゆき 作画:皇なつき『お江戸ふしぎ噺 あやし』(角川書店 2012年)の話をさせて下さい。 【あらすじ】 江戸の町民ったちに降りかかる、恐ろしくて不可思議な出来事・・・器量良しのお千代に、奉公口を撮られ…

池田さとみ『REVENGE2』-昨日の自分に恥じない生き方出来てますか?僕は出来てません。-

元気が出るか出ないかといったら まぁ、出ました。元気。 池田さとみ『REVENGE2』(小学館 2004年)の話をさせて下さい。 青い表紙。 【あらすじ】 人生はハッピーエンドのプリンセス・ストーリじゃない。 敗北に涙する夕暮れも、 憎しみに身を焦がす夜もあ…

山岡まゆり『新・霊能者緒方克巳シリーズ13 呪いの招待状』-頭を空っぽにして読めるホラーはっょぃ。-

なんか知らんがめちゃくちゃ面白かった。 山岡まゆり『新・霊能者緒方克巳シリーズ13 呪いの招待状』(実業之日本社 2018年)の話をさせて下さい。 【あらすじ】 招待状を送ったクラス会幹事はすでに存在しなかった・・・!? 妖艶な影に迫る表題作「呪いの…

山岸涼子『押し入れ』-読んだら絶対後悔する恐怖ほど、美味なものはない。-

ただ怖いだけじゃなくて何だろう・・・この後味の悪さというか不思議な感じというかなんというか。そら「ホラーの名手」と言われるわけだわ。 山岸涼子『押し入れ』(講談社 1998年)の話をさせて下さい。 【あらすじ】 死の淵をさまよう男が体験した世界を…

畠中恵『アイスクリン強し』-明治を舞台にした、「少女向け」キャラクター小説。-

江戸から明治へ変わる激動の時代を、 若者達は生きていく。 いや、生きていかねば。 畠中恵『アイスクリン強し』(講談社 2011年)の話をさせて下さい。 【あらすじ】 お江戸が東京へと変わり、ビスキット、アイスクリン、チョコレイトなど西洋菓子が次々お…

「blt gragh. vol.59 2020 SEPTEMBER」-この雑誌を読むと必ず僕は「キュン」とする。-

大人の君だけじゃない。 昔の君にも、首ったけだったよ。 「blt gragh. vol.59 2020 SEPTEMBER」(東京ニュース通信社 2020年)の話をさせて下さい。 【概要】 大人な君に首ったけ 1stアルバム「ひなたざか」表題曲「アザトカワイイ」センター、 佐々木美玲…