小さなツナの缶詰。齧る。

サブカルクソ女って日本語、すごく好きだったよ。

2022-07-01から1ヶ月間の記事一覧

此元和津也『セトウツミ③』-報われないから三角形は美しいんだ。-

僕「あ・・・あのねあのね、セトウツミ3巻読んだんだけど・・!!!・・は、はつはつ、ハツ美ちゃんがかわいくて・・・!!!!」 大園玲さん「ふふ・・・かわいい」 (おおぞのさんのがめちゃかわいいよおおおおおおおおお!!!!!!!!) 此元和津也『…

「わたしは最悪。」-30歳そこそこって一番人生について考える季節なんだと思う。-

人生は、止まらない。 見て良かったけれども、映画館で見る必要はまぁうん・・・なかったかなぁ・・・ていう映画です。映画館で初めて意識失いそうになりました。でも見て良かった。これは確実に言える。 「わたしは最悪。」(監督:ヨアキム・トリアー 配給…

つくね乱蔵『恐怖箱 厭熟』-時代は全裸。-

厭な実話怪談集、なんだけれどもどんどんおもしろくなっている・・・気がするのは気のせいですかね?いや、厭なんだけれども。いや、厭なんだけれどもって日本語もさ、おかしーんだけどさ。 つくね乱蔵『恐怖箱 厭熟』(竹書房 2021年)の話をさせて下さい。…

朱雀門出『第七脳釘怪談』-首吊り死体に群がるバナナフィッシュは、実在するか。-

脳内の雅紀さん(錦鯉)「竹書房怪談文庫を初めて新品でしかも発売日に、買った、よ!!!」 朱雀門出『第七脳釘怪談』(竹書房 2022年)の話をさせて下さい。 【概要】 怪異の断片から巻き込まれる悪意の数々ーーー朱雀門出の人気シリーズ第七弾! 幼い頃よ…

此元和津也『セトウツミ②』-安心して。君だけじゃない。-

あんなー。1巻はなー、推し・櫻坂46大園玲さんが好きな漫画ということで「尊い!!」「お兄ちゃんから「これおもろいで(鹿児島弁)」と言われて何気なく借りて読み始めて面白い・・・!!になった大園玲ちゃん(高校生)かわいい尊いああああ!!!!・・・…

「アシッド系下痢糞マガジン GEVO  第2号」-たんねぇ。-

※表紙画像閲覧注意 自殺特集と聞いて買った。 シカクオンラインで久々の在庫復活っていうし。 いやぁ~残念だよ。 実に残念だ。 僕はもっときったない!!下痢糞を期待していたよ。 「アシッド系下痢糞マガジン GEVO 第2号」(GEVO編集部 2015年)の話をさせ…

金原みわ『さいはて紀行』-ここも誰かのさいはて。-

ハローハロー。 さいはての声が聴こえますか。 ノーノー。聞こえません。 いつか私もさいはてに、なるのかしら。 金原みわ『さいはて紀行』(シカク出版 2016年)の話をさせて下さい。 【概要】 改めて最果てとはどこにあるのかと考える。実際のところ、最果…

金風呂タロウ『SUBURBAN HELL 郊外地獄』-国道に転がっている死体は、私でした。-

午後38時国道8888号線沿い歩く。 道端に打ちあがった顕微鏡を蹴り飛ばす。 辛い。 悲しい。 血液。 絶望。 クソ。厭だ。 もう何もかもが厭だ。 もうどうしようもなくてどうにかしたいけどどうしようもなくてね、え、こういう夜はどうしたらいいの?ねえどう…

中山昌亮『後遺症ラジオ5』-禿は五感に訴える。-

実話。 中山昌亮『後遺症ラジオ5』(講談社 2017年)の話をさせて下さい。 【概要】 日常系ショートホラー漫画である本作を連載中、作者自身及び関係者の身に起きた”命に係わる厄災や不可解な現象を記録し、読者を震え上がらせた番外編【実話版】の収録が、…

つくね乱蔵『恐怖箱 厭還』-記憶にない。-

表紙、ありとあらゆる実話怪談本の中で一番好きですね。 つくね乱蔵『恐怖箱 厭還』(竹書房 2020年)の話をさせて下さい。 【概要】 平和な日常と家庭を突如襲う理不尽な怪。或いはどす黒い情念の花が咲く因果応報の怪。圧倒的な忌まわしさと絶望感が胸を抉…

つくね乱蔵『恐怖箱 厭獄』-石を拾うということは、-

受信料払わせといてその仕打ちはないぜ。 つくね乱蔵『恐怖箱 厭獄』(竹書房 2019年)の話をさせて下さい。 【概要】 町の観光名所を探していて辿り着いた山奥の洞窟神社。だが、そこには呪いの絵馬がずらりと・・・「減らない絵馬」、 初潮を追えるまで女…