小さなツナの缶詰。齧る。

サブカルクソ女って日本語、すごく好きだったよ。

「blt gragh vol.58 2020 AUGUST」-みなみは誰だっていつだって、可愛くて強くてあこがれの的なんだ。-

 

 

 

 

 

いつだって未来なんて見えそうで、見えないんだ。

 

 

 

 

「blt gragh vol.58 2020 AUGUST」(東京ニュース通信社 2020年)の話をさせて下さい。

 

 

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【概要】

欅坂の今に寄せて

君が魅せた、「真実」。

 

掲載順

森田ひかる(欅坂46

小池美波(欅坂46)

守屋麗奈(欅坂46

鷲見玲奈

堀田真由

高崎かなみ

染野有来

鈴木絢音乃木坂46)

 

【読むべき人】

・欅坂が好きな人、箱推し

・小池美波推し

・これから欅坂の映画見ようと考えている人

 

【感想】

表紙は小池美波さんにしても良かったんじゃないかと思います。

森田ひかるちゃんなんだけれども、

今回のメインはやっぱり欅坂1期の小池美波の1万字インタビュー。

今までの活動について、平手友梨奈の脱退の時とか、改名を知らされた時とか、二期生・新二期生に思うこととか気になること全て語ってくれています。

そしてグラビアも良い。

小池美波ってどっちかというと、肌白くて童顔で「天使ちゃん」みたいなグラビアが多かったと思うんですよ。

今回、違う。

悪魔、じゃないけれど物凄くクールなグラビアで、魅せられる。

やっぱり土生・小池のこの坂道這い上がってきた1期生2人は、違うなと思う。

何が違うかは分からない。この前読んだ「アイドルアンドリード」の齋藤さんのインタビューも良かったけれど、

良かったけれど、

やっぱり小池美波はそれを凌ぐ強い覚悟と決意を持っているように感じた。

 

以下簡単に各アイドルのグラビア&インタビューの感想を述べていく。

今号から、インタビュー記事は文字が小さくなり文字数が増えた・・・気がする。

良いことだと思う。

 

・森田ひかる(欅坂46

我らが欅坂46二期生人気トップ2の森田さんが、

欅2期生初のソロ表紙。おめでたい。

背丈が小さくて瞳が大きくて可愛い・・・けれど表紙を凌ぐ写真はなかったかなあという印象。

あとこうやって見ると、欅坂の幸阪茉莉乃より日向坂の渡邊美穂に似てるなと思った。

2ページにわたるインタビューのは結構良かった。

先日行われたオンラインライブの時のこと、改名についての「予感」、気持ちの折り合い、二期生最年少天のこと等・・・。

人生観についてインタビュアーから尋ねられた時に彼女は以下のように答えた。

「過去は振り返らないって言ったんですけど、あんまり将来とか先のことも考えていなくて、目の前のことに集中するっていうタイプなんで、人生については、そんなに考えていないかもしれないです(笑)」p.11

強いと思った。

今ある欅の状況の中で「この世界が好き」と断言できること、パフォーマンス含め目の前のことに全力を注ぐためらいのなさ。卒業後等その先の人生よりも、今を生きる。

若さゆえの刹那、きらめき、輝き・・・少女。

ここに、今の彼女の人気の秘密があるような気がした。

 

・小池美波(欅坂46

今秋のメインはこの女でしょうね。少女じゃねえな。女だ。

写真今までのイメージを覆す。目力強く、口紅の色は濃く、笑わない。睨む。

美しい。女戦士の気高き美しさ。

それはきっと欅坂の「不協和音」から始まる荒波を超えてきた、彼女自身の肉体精神で備えてきた強さなんだと思う。

特にp.24の横を見ている顔面の写真が好き。ポストカード化希望する。

10000字のインタビューでは、パフォーマンスやオンラインライブ、メンバー等の話題を赤裸々に語る。

改名について現在は以下のように考えているという。

「どうしても過去の欅と比べられちゃうだろうし、良いイメージじゃない印象に引きずられると、私たちも欅坂という名前が好きじゃなくなっちゃうかもしれないし、苦しむことになるかもしれない。それは絶対に嫌だから、大切なもののままできれいに置いていくためにも、改名するっていう決断が必要なのかなって」p.28

多分、心の底から改名について納得しているかと言うと、

彼女はそうでないと思う。5年間活動してきたグループ名である。僕ですらちょっとショックなんだから、彼女はもう物凄くショックだったと思う。

それでも、自分の中で踏ん切りをつけてこう言えるのは、気高いと思った。「残念」で終わるのではなく、無理やりにでも前向きに捉えようとする切なる姿勢。

オンラインライブのアンビバレントのセンターについても語る。

「メンバーみんなのことを後ろからだったり、外から見てきた経験をした私が、このタイミングで『アンビバレント』のセンターに立たせてもらえるっていうのは、何か意味があってのことなんだろうなって。」p.30

変わったきっかけの、2018年の全国ツアー二人セゾンのソロパフォーマンスについても語る。

「センターのソロパートが空いた”セゾン”を見たファンのみなさんはどう思われるんだろうって考えたら」p.31

踊れるかどうか分からなくとも、唐突にパフォーマンスを自身で決めて、彼女は演りきって、ファンの間でも話題になったのだった。

グループについて、

自分について、

ファンについて。

3つ全てに真摯に考えている。

陥落する一期生達が多い中で、彼女が成り上がった理由はそこにあるのだと思う。

「I know I know   ちゃんとしていなくちゃ愛せない

 I know   I know    ちゃんとしすぎてても愛せない」

彼女がセンターを務めたアンビバレントの歌詞だけれども、

この歌詞を欅で一番体現しているのはまさしく小池美波だと思うのだ。

そこに彼女がセンターを務めた意味があるのではないか。

 

・守屋麗奈(欅坂46)

物凄く可愛いなと思う。物凄くいい子だなとすら思う。

けれど、このままでは売れないんだろうと思う。

いい子すぎる。中身がないように見える。

いや、そんなことはないはずである。彼女も20歳の一人の「少女」。色々思うこと、ネガティブになること、考えることがあるのだと思う。

それをもっと表に出していってほしい。

改名を知った時のコメントが「最初に改名のお話を聞いたときはビックリしましたし、頭が真っ白になりました。グループに入ってまだ日数の経っていない私たちでさえショックだったので、一から欅坂の歴史を作り上げて、いままで守り続けてきた先輩方の気持ちを考えると、計り知れないです」p.40じゃあ、ダメだ。

違うだろう。

もっと何か思うことあっただろう。

改名の後「ワクワク」してちゃだめだろう。

本音をもっと話してほしい。守ってはダメだ。攻めていかないと。

彼女をいったん落とした運営側の気持ちが少しわかる。

彼女は「いい子」すぎる。

いい子のイメージが強い関有美子、松平璃子と比べても圧倒的にいい子。大金持ちの娘に生まれながら坂道の握手会に行くような行動力や、オーディションの帰りに犬を買ってくるぶっとびは彼女には見いだせない。松平はその「ぶっとび」が最近鳴りを潜めてますが。ぶっとべよ。

ただ、グラビアにおける被写体力は強いと思う。

美しい笑顔はもちろんだけれども、印象に残るのはクールな飾らない表情。その目で何を見るのか。

あと何度見ても2ページの見開きの表情は圧巻。本書で一番良い写真だと思う。

「ねえ、どうしてそんな顔をするの。僕を見ないでよ。」とか言いたくなっちゃう

外面はいい。完璧に近い。

彼女の課題は、どれだけ自分をさらけ出せるか・自然体でいられるかだと思う。

秋元系列のオタクは、「等身大の少女」という偶像を求めている傾向があるので。

外見に完璧さを求めるのであれば若手女優を追った方が手っ取り早いしね。 

 

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可愛いけど飾る場所ないからポスター全てポストカードにしてくれないかな・・・なんて思う今日この頃。

 ・鷲見玲奈

最近独立した女子アナ、らしい。確かに「鷲見アナ」ってよく聞くかも。はえー、こんな人なんか。綺麗な人。

メイクの問題かもしれないが、アップになると眉毛が不自然なのが残念。

インタビューで、アナウンサーってこういう世界なんだなぁと思った。

30歳で東京オリンピックに携わる」ことにフォーカスするところとか。

規模が違う。まずオリンピックに携わろうなんて思ったことない。オリンピックって見るものではないのか・・・。認識の違いに驚く。

局をまたいだ同期について「フジテレビでは三上真奈ちゃんと内田嶺衣奈ちゃん、日本テレビが後藤晴菜ちゃんと郡司恭子ちゃんと中島芽生ちゃん、テレビ朝日が弘中(綾香)ちゃんと林美沙希ちゃん、TBSが笹川友里ちゃんと小林由未子ちゃん」p.50と名前が挙がるところとか。

「本名+ちゃん」づけを30で堂々と述べるところに高尚めいたものを感じる。育ちがいいんだな。

同期のアナウンサーもフリガナをふらなくても全て読める漢字で、しかし「嶺衣奈」「由未子」と少しひねっているところもあって高潔さを感じる。多分全員ふしだらな恋愛とかしない。かと思いきやこういう人たちがふしだらな恋愛をするからこそアナウンサースキャンダルは面白い。

彼女個人を、よりかはアナウンサー界を垣間見れて面白いインタビューだった。

やっぱり彼らはとてつもなく頂点に近いところにいて、光って、輝いている。

僕とはいうか、ほとんどの日本国民とは無縁の天上界。

女子アナのグラビア、アナウンサーを集めたバラエティ、ネット上で繰り広げられるどこのアナウンサーが可愛いか論争。

その天上界の遊戯を、僕達はありがたがって見ているにすぎないのだ。

キリストの絵画、聖書、宗教戦争

 

もう安住紳一郎しか信じられない。

 

・堀田真由

背が高くて面長で色白で凛としているなと思う。

透明感も良い。脱いだ写真はないけれど、それでも十分満足感があるグラビア。

表情が豊かなんだと思う。ある写真では30歳前くらいに見えるし、別の写真では18歳くらいに見える。色々な顔があって見ていて面白い。

多分モデル仕事とかも多いんじゃなかろうか。

この前読んだ「POPEYE」で彼女が結構本読む人だと知ってからは、

一枚一枚に知性を感じ親しみを感じ美しさを一層感じる。

意外と滋賀県出身というのも好感が持てる。

行きたい国がエストニアというのも好感が持てる。

POPEYEでは茶店で本を手にする姿が様になっていた。

素敵だなと思う。愛らしいなとすら思う。

僕もこういう大人になりたかった。

ところがどっこい、僕は背が低くて頭デカくてシミがいくつかあって猫背で体重は××キロ。それなのに行きたい国は一丁前に「ポーランド」とか言うから、素敵でもなく愛らしくもないのであった、完。

 

 

高崎かなみ

ぽてッと下唇ほどよいバスト引き締まったくびれ大きい瞳で見据えるような表情多く、

めくるだけでわずかに緊張感が走るグラビア。

週プレ、サンスポ、ミスジェニックと3つのコンテストで優勝して「3冠」を獲得。なるほど、クールな表情でも見いちゃうもんなーわかるよ。

はえー、こんな娘がいるんだ・・・ともったら、minaのモデルオーディションでグランプリを獲得・・・だと!?四冠じゃん!!

女性誌でモデルやる娘がここまで脱いでくれるんだ・・・と感心。内田理央の系譜か。

そういえば、最近あれだけグラビアの仕事を「嫌だった」と言っていた吉岡里帆が写真集を出すという。

なんだかんだ、人気を盤石なものにするためには、脱ぐのが一番手っ取り早いのかもしれない。

 

・染野由来

この子の方が身体はエロくて好みですね。

特にp.76の川辺で全身が映っている写真は、表情も含めてエロい。

ちょっと下の水着の上に載っているお腹もいい。

なんだ清純派か。からの、

髪ほどいてからの後半がエロくていいですね。あ、こういう顔あるんだ。みたいな。

ただ笑顔がなぁ・・・うーん。最後の一枚はちょっと品がないかな。

インタビューはどうやら演技において苦戦している模様。壁にぶつかって分からない、けどそこが楽しい、みたいなこと言ってるけど絶対楽しくないでしょ~!って思う。

無理して女優じゃなくても、タレント・モデル・グラビアのトップとか・・・道はあるんじゃないかなあ。

なんでみんなこうも女優になりたがるんだ。

 

・武田玲奈

りんご園でもサクランボが食べられることを知った。一つ賢くなった。

どうもこの子を昔から「可愛い」と思えないんだよなぁ・・・。

動画とかだと可愛いのかな。

 

鈴木絢音乃木坂46

乃木坂で一番好きな子です。乃木坂そんな詳しくないけど。

まず顔面が好き。釣り目なのにどこかのぼーっとしていて、けれど美しい。

飛行機が好きとかいうオタクっぽいところも親近感が持てる。

今回のグラビアは、とても良かった。

まず表情。こっちを見つめる表情からの、ベランダを背景にした気が抜けた笑顔。

そして後半は狼のよくわからないワンピースを着て、じっとこっちを見据えたり、笑ったり蹴ったり、洗濯機に頬ずりをしたりする。楽しいんだなと思う。

あとシチュエーション。川や山や海や自然を背景にしたグラビアも素敵だけれど、日本の市街地を背景にした写真が僕は一番好きだ。現実感があって写真の中の彼女たちが「生きてる」感がするから。

今回もそういった趣のシチュエーションで非常に好みだった。

好きなアイドル×好きなシチュエーション。そら最高のグラビアですわな。

「まだ全然まとまってはいないんですけど、やりたいお仕事、挑戦してみたいことはたくさんあるけれど、それよりもどんな人と働きたいかとか、どういう状況に身を置きたいかということを重視した方がいいんじゃないかという考えに、今は至ってます」p.94

意外と将来について真面目に考えているのは驚いた。

最近卒業した佐々木琴子さんとセットで売られていた印象だったけれど、

彼女だけぽつぽつ個人仕事が増えてきたなとは思ってはいたが、

裏ではなんか色々考えていたんだなと思う。

それが行動となって、実ってきた結果が今の鈴木絢音なんだろう。

 

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でもこのポスターは可愛いと思った。推しじゃないけど実家の自室に飾ろうかなとか思う今日この頃。

 以上である。

今回も満足度高い雑誌だった。

森田ひかるんるんの表紙は可愛いし、小池美波はぞっとするほど美しく強か。

守屋麗奈の違った表情が見れたし、鈴木絢音のグラビアはザ・好みのシチュエーション。

次回は日向坂の佐々木美玲が表紙なんだそうだ。

え・・・そんなん・・・4冊連続だけど・・・買うしかないじゃあん・・・・。

 

あと、「坂道」グループなんて、今思うと秋元は良く名付けたもんだと思う。

乃木坂欅坂日向坂。結局どのグループも急角度の坂登ってるんだよな。

 

あと、あと、タッチの浅倉南をはじめ、浜辺美波田中みな実小池美波・・・どうしてこうも「みなみちゃん」は可愛くて強くて最強なんだ。

 

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大園玲ちゃんの初ソログラビアから購入が始まったなあ・・・。今じゃ半分定期購読だよ。

 

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20200929 一部記事タイトル等修正しました。石森のスキャンダルからようやく立ち直り始めております。もう小池さんしか信じません。