小さなツナの缶詰。齧る。

サブカルクソ女って日本語、すごく好きだったよ。

欅坂46「アンビバレント」-絆を断ち切った彼女。-


発売から2カ月。
ようやく全曲聞けた。

欅坂46アンビバレントの話をさせて下さい。



【聞くべき人】
・二律背反な自分を持て余している人アンビバレント
・時計仕掛けのオレンジが好きな人「student dance」
・落ち込んでいる人「日が昇るまで」

【感想】
アンビバレント
意味:二律背反


8月の中旬に出たシングルである。

握手券付き(もちろん石森虹花)で頼んだシングルは、
発売日8月15日、僕の手元にすぐに届いた。
けれど全曲聴けたのは、つい最近。

最後の一曲「日が昇るまで」を、どうしてもずっと聞けなかった。
卒業発表した今泉佑唯のソロ曲。


CDはこんなかんじ。

ずーみんこと今泉佑唯が卒業を発表して、
僕は意外とショックを受けた。

僕が欅坂を知ったのは、
「不協和音」のPVを解禁日にたまたま見たからである。
その時にすでにずーみんはいなかった。
休養期間とのことだった。
その後約半年ずっといない期間が続いていて、
僕にとって「今泉佑唯」の存在は半透明で、
卒業してもしなくても、かわらない存在だった。

けれど、「風に吹かれても」
このシングルの音楽番組出演で彼女を初めて見た時、
「あ、すごいな」
と思った。
表情が他と圧倒的に違う。
目が追う。
小柄な身体から溢れ出るエネルギー。
凄い。
その後に続く「ガラスを割れ!」
センター不在の中、
小林由依と務めたダブルセンターは、
センター一強だった欅坂の次の時代を見れるのかと胸がわくわくした。

その矢先。
露出回数が減っていき・・・・

 

 

そして。

 


卒業発表である。

けれど正直、
「どうして・・どうして」
残念に思う気持ちがいっぱいな一方で、
「ああ・・・やっぱりか」
と思う節もあった。

確かに実力はあるが、
どうも「みんなで」やっていく感じが苦手な節がうかがえる。

立ち読みした雑誌のインタビューでの発言がくるくる変わったり、
動画に映る所作、表情、話し方。
何となく団体行動に馴染むには少し難があるように思う。
エネルギッシュな分どこか見ていて不安定。
危なげ。
ぎりぎりで咲いているかのような。
けれど、
団体行動を強要するグループ感が苦手だからこそ、
ソロの活動も充実している秋元系列のオーディションに応募したのではなかったか。

そう思うと、
「21人の絆」
を繰り返し繰り返し掲げながら、
やはり彼女の卒業を引き留められなかった欅の基盤の弱さが伺える。
いつから口先だけのものになったのか。
いつから足枷になったのか。

未だにそれに気づいていないメンバーが多いのが嘆かわしい。
小池美波土生瑞穂長沢菜々香
気づいたメンバーの活躍が目覚ましい中で、
未だに絆催眠が抜け切れていないメンバーが多いのも事実。
残念ながら僕の推しの虹花もそう。

絆絆絆で束縛しあうなかで、
卒業すると決めた時一体彼女は何を思ったのか。
「絆」が足枷になりつつあることを目視し、
卒業して自らの道を歩むことを決めた、
という決断を一番初めに下したことは敬意に値することだと思う。


発売日に届いてたのよ〜

幸運なことに、
彼女には雑誌「ar」レギュラーモデルという強いバックがついている。
写真集「誰も知らない私」も、
「ar」を刊行する主婦の友社から出した。
編集長は彼女を活動休止前にスカウトしたと言っていたが、
僕は雑誌に、
合っている。と思う。
彼女の表情の強さはメイク特集にもってこいだし、
arにも幅が出た。
素晴らしいキャスティングだったと思う。

正直彼女の卒業を聞いてから、
欅への関心がぐんぐん下がりつつある。
けやきは高まりつつある。
メッセージアプリも、虹花だけとっていたがこの前開いたら40という数字が出てきてビックリした。
握手券の日付が10月13日であったことを、一昨日気づいた。
永谷園は一応見てみるつもりではあるけど・・・。
存外、僕のオタ卒もそんなに遠くないのかもしれない。

 

***

20200608 一部修正しました。

今や立派なおひさまです。でも今泉はツイッターでフォローしています。やっぱり「君が気になってしまうよ」

あと長沢君がまさかこんなことするなんてなぁ・・・。