小さなツナの缶詰。齧る。

サブカルクソ女って日本語、すごく好きだったよ。

くろは『有害指定同級生3』-寂しい時痛いくらい戻りたくなる。-

 

友達だから、

手もつなぐしお泊り会だってするし、キスもする。

下着の貸し借りだってするしスカートの中身だって見たいわ。

 

・・・・・・・・・あっ♡

 

くろは『有害指定同級生3』(集英社 2019年)の話をさせて下さい。

 

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ふたりはずっともだよお・・・!

 

【あらすじ】

真面目なクラス委員、八橋みやこ

放課後の図書室で淫語を連発することに。

一方パンツを穿かない同級生、

都城玲華がついに開放する新たなフォルムとは!?

条例に中指立てる反体制ギャグ!

 

裏表紙より 一

 

【読むべき人】

・女性が描く下ネタ作品が好きな人(例:僕らはみんな河合荘等)

・百合気になるけどガチな百合はちょっと・・・・・ん・・・な人

・百合ギャグが読みたい人

帰宅部活動記録」が好きな人。ちなみに僕は声優の演技に耐えられずアニメ一話切りした。

 

【感想】

一番おねつをあげて追いかけていたギャグ漫画が・・・おわって・・・しまった・・・。

 

虚無。

 

 

なんで!!!終わるんだ!!!!

これこそウェブ版にでもひっぱって長く長くいちゃいちゃを味わいたい作品だろ!!!

 

いや、そこまで長くなくとも3巻て!!!3巻て!!!

うあああああ!!!!

やっぱ売れないからか!?漫画が売れてないからか!?

うああああああああああ!!!!

買ってくれ!!!買ってくれよおおおお!!!!!

これが新聞の4コマに掲載される世界線isどこ!?どこだよ!!!全日本の青少年に悪影響与えてくれよ!!!!!!この漫画が新聞に掲載されているサイバーパンクジャパニーズどこよ!!!今すぐそこに行くよ!!うああああああああ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!

 

 

 

 

閑話休題

というわけで完結です!!!

 

下ネタ・・・。

懐かしい響きである。

高校時代僕はほぼ毎日のように下ネタを言っていたと思う。

「つっこむ」「あな」「ぼう」・・・等ちょっとした言葉一つ一つを丁寧に広い、

5月ごろに漂うくりの花の匂いにささめきあい、

付き合っている同級生の行為を想像して、

あれこれ語り合ったものだった。

「乳首」という言葉の可能性に気づいたのもこの頃だったと思う。

下ネタ、下ネタじゃないのぎりぎりのラインを反復横跳びする日本語「乳首」をことあるごとに囃し立てたものだった。

クラスメイト・土田君の乳首をつつくことで開発しようというムーブをクラス全体で起こしたのも僕達だった。そのことを土田君は全国放送のラジオ番組に投稿したら電話が来たとのことだった。投稿するなよ。

本作では乳首よりもっとダイレクトに下半身ネタが出てくるけれど・・・。

下ネタでわいわい友達と盛り上がったあの時間を、

思い出させてくれる名著だった。

下ネタを一緒に囃し立てた友達は今はほとんど静岡にいない。

みんな東京に行ってしまった。

土田君は唯一静岡に残っているが、新妻とのいちゃいちゃをツイッターに流してくるため最近ブロックした。

だから僕は虚無を抱えて、

静岡でこれを読んで、

自らを慰めるしかなかった。

そのおもちゃすら取り上げてしまうなんて・・・。

一体僕はこれから何で自分を慰めればいいのか。指か?

 

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せっかくの最終巻なので、

高校時代の思い出と共に、一話一話振り返っていこうと思う。

 

第三三話:都城さんは銭湯に行く

修学旅行の風呂でも、Hちゃんは眼鏡をかけていた。

「はずせば?」と言うと「みんなの裸を見るためだから・・・」と言っていた。

後日男子の前で僕の乳輪のサイズを公表していたのは最悪だった。

後、水に浮くおっぱいってあるのだろうか?ある?僕のは普通に沈没するんですが。

 

第三四話:都城さんはカラオケに行く

おっぱいがいっぱい」「金太の大冒険等の存在を教えてくれたM君は東京でも元気にやっているだろうか?

2人目の彼氏を作ったときいたが、まだ続いているのだろうか。

 

第三五話:都城さんは聞きたい

Aちゃん(クラスで一番の巨乳、声が低い、色黒、巨乳)Nちゃん陰キャ側だが意外と美人と裏で言われていた、トイレによくいく)

アベックを自称していちゃいちゃしていた。

高校2-3年の2年間はいちゃいちゃしてたから卒業後同棲でもすんのかなと思っていたが、岐阜と北海道にあっさり分かれた。

Aちゃんは彼氏を作って向こうでうまくやっているらしい。

ちなみに大学1年の時に会ったきりで、

ラインをたまにする程度。

ここ1-2年はしてないけど。

と、今年の初めに会ったNちゃんが言っていた。

ちなみにNちゃんは現在シナモロールにおねつをあげている。一位おめでとう。

 

第三六話:都城さんは怖がる

失禁した人を高校時代目にすることはなかったな・・・。悔やまれる。

そういえば、腰痛持ちのクラスメイトと頻尿のNちゃんを合わせて「ヘルニアとカテーテル」(某童話風に)と名付けたことがあった。

なかなか僕も最悪である。

 

 

第三七話:都城さんは相合傘をする

「濡れる」。

この言葉もよく拾ってよく調理したものだった。

 

第三八話:都城さんは付き合いたい

さすがにパンツ見せあいっこまではしなかった。

ただM君は毎日パンツ見せてきてくれたな。

「今日はリトルグリーンメンだよ」

とズボンずらす。

軽いノリで見せてくるから、

「今日はオレンジ?」「今日はスティッチ?」

と当てに行ったものだった。

4種くらいしかなかったから結構当たった。

 

第三九話:都城さんは地名が気になる

当時僕等は地名よりもホテル名を気にしていた。

東静岡駅周辺に3件隣同士連なっている場所があったのだけれど・・・名前はどれも失念してしまった。無念。

 

第四〇話:都城さんは想う

女同士で行為に及ぶ噂は聞かなかったが、

Y先輩が彼女と音楽準備室でそういうことをしただの、

K君がYさんと音楽準備室でそういうことをしただの、

もっと違う場所でやれとは思った。

あと二人とも楽器がめちゃくちゃ巧い人達だったから、

良い音楽の準備にはやっぱりそういう性愛的部分も必要なのかしらと喪女の僕は思ったものだった。

 

第四一話:都城さんは使いこなす

やっぱあのビル卑猥よね。

 

第四二話:都城さんは進展したい

下ネタが交わせるかどうか。

これが高校時代の親友、親友じゃないの線引きだった。

むしろ「下ネタ交わせば皆親友、皆友達、ラブアンドピース」みたいな認識すらあったように思う。

 

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表紙デザインがかなり秀逸だと思う。さす集英社

 

第四三話:都城さんは貸す

棒状のものを見れば「入るかしら」「いやでもさすがに・・・」みたいな話はよくしていたけど、実際に僕は入れなかったな。

でもこういうささいな文具で妄想を繰り広げる毎日だった。今思えば思春期の無駄遣い。

 

第四四話:都城さんは手をつなぐ

「恋人つなぎ」とやらを、Nちゃん(頻尿)Hちゃん(最悪の女)と喪女喪女集まって実践したものだった。

結局異性としたことは四半世紀一度もない。

 

第四五話:都城さんは酔わせる

胸が大きい娘の胸を触れるのは女子の特権。

だけれど、人によって重さも触り心地も全然違うことを知った。

アベックの片割れ、Aちゃんはずっしり重く・・・そして硬い。

他の胸の大きいクラスメイトの胸部はふわふわで軽く・・・無論柔らかいがAちゃんと比べると少し小さかった。

十人十色。十人十胸。

みんなちがって、みんないい。

ちなみにこの話ではアルコールいりチョコレートが出てくる。

売店のアルコール入りチョコレート・不動のセンター、ラミー&バッカスの存在を知ったのも高校時代。

こんな旨いものがスーパーに売っているのかと驚きました。毎年買って「こんな旨いものがスーパーに売っているのか」と毎年驚いています。

 

第四六話:都城さんは答え合わせする

保健体育のテストがあったのは2年の時だったと記憶してるのですが、

僕は毎回満点で1位を目指して勉強していた覚えがあります。

100点を取ることはありませんでしたが、

勤勉が功を奏して1位は一回だけありました。

みやこ「えらーい!!」p.133

 

第四七話:都城さんは焦る

都城さん「みやこは・・・・・・友達だから待っててくれるんだ・・・」p.165

高校時代僕を待っててくれる友達はたくさんいました。

今は?

 

第四八話:都城さんは寂しい

高校時代陰キャ側だったのでお泊り会、パジャマパーティ等は一度も参加しておりません。大学時代も数えるくらい。社会人時代に至ってはゼロ。

まぐろどんは寂しい。

 

第四九話:都城さんは世界を見据える

君に届け」「好きっていいなよ。を初め少女漫画を読んではファーストキッスの瞬間を夢見ておりましたが、

現在も夢見ております。

引き寄せの法則がこの世にあるならば、もう僕は毎日キスしててもいいくらいなんですがね。

 

第五〇話:都城さんはいちばんの友達

都城さん「そのやさしさにまで価値が無いなんて言わないで・・・!」p.201

上記の話に一切出てこなかったのですが、

僕には親友と呼べる人がひとりおります。

呼び捨てではなく「ゆっぴー」と呼んでます。今も。

推薦で先に受かっても、僕の受験を初詣で応援してくれて、

受験当日にはメールもくれました。

いつもご飯を食べる時は一緒で、ぐーたら話をしていましたが何を話していたかは思い出せない。

お泊り会、社会人時代はゼロとさっきのたまいましたが、東京行くとき時々埼玉のゆっぴーの家にまで行きます。平日と平日の境目でも容赦なくいきます。さんきゅーゆっぴー。

卒業式後、2人でカラオケに行ったのを思い出しました。

 

第五一話:都城さんは青少年に悪影響を与える

スーパードルフィーという存在も、

多重人格探偵サイコという漫画の存在も、

攻殻機動隊というコアなジャンルの存在も、

教えてくれたのはゆっぴーでした。

パンツサービスを毎日提供し、東京で彼氏をごろごろ作ってるイケメン、Y君よりも、

おっぱいを生で見るために眼鏡で風呂に入る最悪の女、Hちゃんよりも

休み時間中名前を呼び合って同性愛もどきをクラスに見せつけていた巨乳と頻尿、Aちゃん・Nちゃんよりも

僕に悪影響を与えたのはゆっぴーかもしれない。

 

ドリームドルフィーって・・・・いいよね・・・・。

 

以上である。

僕のうらわかき青春時代を思い出させてくれる名著であった。

完結とは・・・泣ける。

 

だが、

 

裏表紙。

 

 

 

 

よく読んでほしい。

 

 

 

 

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「完結」の2文字が・・・ない。

これはワンちゃん復活あるか!?

ウェブ連載で復活あるか!?

 

あってくれ!?あってくれ!??

 

 

 

あって、

くれ~~~~~~~~~~~!!!!!

 

 

 

 

 

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おわり

 

 ***

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この作品は珍しく全巻1冊単位で書いてます。それくらい好きだったってことです。

 

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