小さなツナの缶詰。齧る。

サブカルクソ女って日本語、すごく好きだったよ。

くろは『有害指定同級生2』-エロギャグシュールの新境地。あとランキング作った。-

この同級生、相変わらず有害。

くろは『有害指定同級生2』(集英社 2019年)
の話をさせて下さい。



【あらすじ】
パンツをはかない同級生、
都城玲華と友達になった
真面目なクラス委員の八橋みやこ。
適す津困難となった無線ローターい、
麗華の更生は絶望的かー!?

モラルをピンクに塗りつぶす、背徳系ギャグ!!


裏表紙より


【読むべき人】
・下ネタが好きな人
・友達以上恋人未満のレズものが読みたい人
・ただし上品とは言えない
あそびあそばせ「女子高生の無駄使い」等ああいう系好きな人




【感想】

今僕が最もお熱を上げて読んでいるギャグ漫画である。

あらすじは至ってシンプル。
「黒髪ロング美少女都城麗華が巨乳委員長八橋みやこにセクハラをする」
1巻と比べて、
その「セクハラ」のレベルが格段にパワーアップしているのが今巻の見所。めでたい。

なので、
げらげら笑って読めるに1巻比べて、
げらげらムラムラ読める2巻。
非常にお買い得な2巻なのである。

なので今回は、
「げらげら笑ったエピソードTOP3」
に加えて、
「ムラムラしたエピソードTOP3」
を発表しようと思う。


☆★げらげら笑ったエピソード TOP3★☆

第3位 第三二話 都城さんは買い物に行く
*選評
水着を2人で買いに行く、いわゆるデートものですね。
特に際立ってぐっとくるギャグはありません。
ならばなぜ第3位というこれだけ高い順位に来たのか、
それはパイスラッシュを見た時の都城さんの心境が、
まさしく私とほぼ一緒だったから
です。
「パイスラッシュ≒公開●●●●」
というとんでも方程式を都城さんは算出するのですが、
これはもう世の男性世の女性が思っていることを見事言語化した、
日本語の再発見ではないでしょうか。
素晴らしいです。
感銘うけました。

第2位 第一九話 都城さんはわからない
*選評
漫画が始まる1ページ目、最初のページのこの謎かけがいいですね。

「ねぇ みやこ なぞなぞね
かつおだし
昆布だし
中出し
仲間はずれはどーれだ?」p.5

正解を言うときの都城さんの笑顔が素晴らしいです。
加えて、
みやこがドン引きした都城さんの文化祭エピソード、
最後のオチも素晴らしいです。
まさしく「予想外の結末」という訳ですね。
ある意味本格推理トリックものと言っても過言ではないのかもしれません。

第1位 第三一話 都城さんはごっこをする

*選評
結構エロ的に攻めていることをしているのですが、
全てシュールな笑いに昇華している神回だと思います。
また、最後のオチがいいですね。
読者ですらも気づかないその自然な流れ。
ある意味本格叙述トリックものといってもいいのかもしれません。

おいおい・・・ギャグ漫画なのにミステリも味わえるのかよ。
最高か?

 

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裏は都城さんとアザラシ。




☆★ムラムラしたエピソード TOP3★☆

第3位 第二一話 都城さんはとれない
*選評
今回メインとなるいわゆる
「遊び半分でいれたローターがとれない回」です。
皆さんご存じのように、
掲載誌のアンケートで一番良い結果を残した神回になります。
確かに行為の過激さに加えて、
都城さんがの喘ぎ声、
もはや一般紙とは思えないシチュエーションと攻め攻めの攻めですが、
なんとも
あまり現実感がないように感じられたので、
この順位となっています。

第2位 第二四話 都城さんは知らない
*選評
いわゆるノーパンものです。
第3位と同様現実感に欠けるエピソードとはいえ、
普段真面目委員長のみやこがえっちいことをしている
この1点において、第3位よりエロいのは明白です。
特にp.75におけるみやこの姿勢が非常にリアルでいいですね。
経験に基づかれて描いていらっしゃるのでしょうか・・・、
恐らく常人には思いつかないポーズだと思うのですが。

第1位 第二二話 都城さんは出しすぎる
ハンドクリームを出しすぎたから2人で塗る。
これだけなのですが、
結局一番リアリティあるものに一番エロスを感じます。
僕をも年を取った、
そういうことなんだと思います。



☆★番外編★☆

第二五話 都城さんは信じる
唯一下ネタが登場しない2人の友情物語なのですが、
非常にグッときます。
結局一番好きな回はこの回かもしれません。

以上である。
今回も最高だった。

ただどうやらくろは先生のSNSによると、
この漫画も・・・なんと・・・連載終了とのこと。
ということは全3巻・・・・。

何故!
何故!!



非常に惜しい。



非常に惜しい。

充実した集英社のウェブ漫画のすきまにどうにかねじ込めないものか。
もしくは新聞の四コマか何かで掲載できないものか。

一刻も早く復活連載が望まれる作品である。

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LINKS

tunabook03.hatenablog.com

 

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20200612 一部修正、画像変更しました。3巻の感想を書いたのですが、時はたっても気持ち変わらず。今でも復活してほしい。