小さなツナの缶詰。齧る。

サブカルクソ女って日本語、すごく好きだったよ。

一二三『四十七大戦4』-鳥取県が首都になる!?都道府県擬人化


番組の途中ですが
臨時ニュースです。

日本政府は先ほど
日本の首都が鳥取県になることを発表しました。

1巻 p.3より

一二三『四十七大戦4』(アース・スター エンターテイメント 2018年)
話をさせて下さい。



【あらすじ】
鳥取県が日本の首都になることが発表された。

衝撃的なニュースの裏には、
四十七の都道府県にいる四十七の「揺神」(ゆる神)による
長い長い戦いがあった!!
これは、鳥取県「首都になるまでに辿った壮絶な道のり」1巻p.6
である。

四巻では、「九州編」の後半を収録。
鹿児島さん宮崎さん熊本さん佐賀さん・・・・そして強敵・福岡さんが、
九州男児たるその鋭き刃をむく!!
「面白え!久々に期待できる野郎みてえだなあ!」p.42

あ、ちなみに埼玉さんが主役の四コマと、
関西関東チキチキカルチャー対決、「ご当地☆県民ショー」もあるよ!!

【読むべき人】
擬人化漫画が好きな人
・地方に住んでいる人
ヘタリアが好きな人
・日本地理が苦手な中学生
中国地方の人

【感想】※微妙にネタバレ注意
簡単に言うと、
四十七都道府県擬人化大戦漫画である。
主役が鳥取県こと鳥取さん」であり、
各県をばっさばっさと倒しながら、
下剋上
日本一を目指していく漫画である。
ちなみに、鳥取県をはじめとする中国地方の県が冒頭に出てきててんやわんやし、
その後も鳥取さんをバックアップする仲間として出てくるので、
中国地方民には強く薦めたい。
そんな漫画である。


1巻。表紙:鳥取さん

ちなみに、今まででてきた県はざっくり、
・中国地方各県
・愛媛、香川
・九州地方各県
・愛知、岐阜
・京都、滋賀
・埼玉、千葉、神奈川
・東京

・町田市
山口県岩国市

こんな感じ。
以上の県に住む人は、ひつどくのどくちゃんである。
ちなみに、僕が今いる静岡県はまだ出てきていない。
わくわく。わくわく!!!


2巻:島根さんと広島さん

また、今作は四十七大戦、
とあるように、
各県が各県の伝統や特産品を使って戦うのだけれども、
まぁそこが良い。
例えば
1巻では島根さんしじみ銃口塞いだりp.60
2巻での広島さんマツダスタジアムを召喚したりpp.18-19
3巻での長崎さんグラバー邸(世界遺産投げたりp.78
ひっちゃかめっちゃかで超面白いのある。

ちなみに、僕が好きな「大戦」は2巻で収録されたVS広島さん戦かなぁ・・・。
あれで、マツダスタジアムが広島にあることや、
広島カープがなぜあんなに熱烈サポーターが多いのか
初めて知った。
各県の知識が自然と覚えられるのも魅力。
中学生にもお勧めしたい。

でもこれだけこの漫画が、
勉強になって尚且つ面白いのは、
各地方の徹底的な取材が土台にあるからこそ。
筆者が楽しんで、調べているのが伝わる。

そういう作品は、
圧倒的人気を獲得していくイメージがあるんだけど・・・
イノサン」とか「乙嫁語り」とか「ヘタリア」とか
くっ。
絶対、絶対アニメ化してほしい!!


3巻:金川さんと東京さん

4巻は、福岡さん率いる九州地方編(沖縄はまだ未登場)が収録されている。
いやぁ・・・アツい。

前巻から続く中国地方と、九州地方のバチバチ対決である。
特に九州のリーダー、福岡さんの、
九州各県にかける想いや信頼、情熱がアツい。
鳥取ごときに負けてられない。
負けてられないのだ。

仲間のために全力で戦う。
熱血漢に、鳥取さんは勝利を収めることができるのか。

ちなみに、僕が今巻で一番好きなシーンは、
埼玉さんの4コマである。
2ページなんだけれども、
面白くてここだけ何回も何回も読んでいる。
でもまぁ推しはいまのところ、岡山さんなんですけどね。

ちなみに、今作はWEBで第一話最新話無料で読める。

四十七大戦:コミック アース・スター

こんな素晴らしい漫画が・・・毎回無料で読めるなんて!!
サンキュー!!アース・スター!!
フォーエバー!!アース・スター!!
つぶれないでね!!アース・スター!!!
打ち切らないでね!!アース・スター!!!
あわよくばアニメ化!!アース・スター!!!!


弱小だから・・・四十七の神が出る前に、
つぶれたら・・・!!打ち切られたら・・・!!!
あああああ。

ちなみにちなみに、最新話では、
とうとう、予想外な県が予想外の県を合併!!
その意外な県とは・・・。
多分、この県は合併されてからが見せ場がありそう。


4巻:福岡さんと佐賀さんと大分さん

以上である。
ヘタリア等擬人化漫画が大好きな人は、
絶対ハマるはず。
特に中国地方の人は必読。

4巻は、近所のTSUTAYAで取り寄せた。
取り寄せた後、
それまで本棚に並んでなかった四十七大戦が並ぶようになって、
よしゃ!!っと心の奥底でガッツポーズとったのは、言うまでもない。