小さなツナの缶詰。齧る。

サブカルクソ女って日本語、すごく好きだったよ。

「an・an No.2202」-そういや以前ほど聞かなくなった気がするな。「コミュ力」。-

 

 

久々に買って読んだぜ。

アンアン。

 

「an・an No.2202」(マガジンハウス 2020年)の話をさせて下さい。

 

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【読むべき人】

成田凌大倉忠義の絡みグラビアが見たい人

・好きな人へのアプローチに悩んでいる人

 

【感想】

コミュ力」強化塾。

このコピーにつられて買ってしまった。

 

近年僕にはこの力が欠如しているように感じる。

例えば職場での何気ない会話や、家での会話では自分の思うことが上手く伝えられなかったり、

逆に相手の一言で気分が盛り上がったり下がったり、

結構いっぱいいっぱいになっていることが多い。

「髪切りましたか?」と尋ねるも「キモイと思われてたらどうしよう・・・」「会話下手すぎる・・・」とか逡巡しちゃうし、

「最近××がさー」の世間話にも薄っぺらい相槌しか打てないし、

仕事のできなさも相まってクソ。

恋愛面でも僕は気になる人は実はいるんだけれども、

2月のデートから結局ずるずる連絡していないしこないし自己憐憫にひたる。クソ。

もう、ぶりぶりである。

 

だから少し余裕を持てたらなーなんて思って買ったわけだけど・・・う・・・?うーん???

正直内容は半分良くて、半分微妙だった。

DaiGoの恋愛パートと、斎藤先生の会話術のとこくらいしか、ちょっと・・・う・・・うーん?

 

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MOREは結構過去号とってある

 

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一番開くことが多いアンアン。今は亡き綾部がいる。

 

各特集ごとに感想を述べる。

 

特集1:メンタリストDaiGoが現代人に授ける人間関係がうまくいく極意

良い。

仕事と恋愛共に使えそうなものを丁寧に解説しているのが良かった。

特に恋愛方面では、メッセージアプリを使ったアピール方法は非常に実践的だと思った。あと、おデートをしたうえでの「相手に気があるか」の見極め方とか。

仕事方面でも「誰とでも仲良くなれる36の質問」「スーパーコネクターは非常に勉強になったうえ、会話や文章でもなめらかに取り入れられそうな「トリガー」も読んでいてゾクゾクした。

DaiGoが未だに女性誌に登場することが多い理由がよくわかる特集。要するに非常に勉強家で伝え方が上手いんだな。

 

特集2:4つの心理テストが教えてくれる、あなたのコミュ力タイプとは?

微妙。

アンアンはページに困るとすぐ心理テストをいれてくる。

まぁ嫌いじゃないよ。嫌いじゃないけどわざわざカラーページでやることか?

あと、「君は××タイプだ!!」で結論が終わっているのも不満足。

だからどうすりゃええねん。

そこにページを割けよとすら思う。

無駄に4つも心理テストを設けてるんじゃないよ。

やったけどさ。

 

特集3:心の距離がぐっと縮まる。想いを運ぶ、贈りものレッスン。

微妙。

物にたよっちゃ終わりでしょ。

終わりじゃない?

あとゆうて贈りものって贈ります?贈ったこともそんなないし贈られることもそんなないんだけど。

でもテレビとかツイッターとか見てると「××さんがくれて~」等言ってる芸能人多いから、

おしゃんな東京ではビリーアイリッシュをBGMに、

毎日プレゼント交換が行われているのかもしれない。

 

特集4:ページをめくるたびに発見がある。本から読み解くコミュニケーション術。

微妙。

高いよ・・・、本、高いよ・・・。

そんな1000円越えする本をポンポンお勧めされても何買ったらいいのかわかんないよ・・・。てか買えないし読んでる時間ないよ・・・。

それなら齋藤先生のように、1-2冊の内容を簡単にかみ砕いて教えてくれた方が数倍マシだよ・・・。

 

特集5:自分も相手もポジティブになる!齋藤孝先生に学ぶ最強の会話術。

 良い。

読解力、人間関係をよくする会話術、仕事上の会話(普段編)、仕事上の会話(プレゼン編)といったところか。

特に会話術の部分は読んでいて非常に興味深かった。

多分ほかのページも刺さる人にはとても刺さったのではないだろうか。

さすが大学教授。人間のニーズを分かっている!といった塩梅。

 

コピーにのっとった特集はこの5つで終わり。

半分良くて半分微妙。2:3。

でも良い記事は結構良かったので、点数つけるとしたら60点くらい。

 

グラビア:大倉忠義成田凌 儚くも鮮烈なふたりの時間

このグラビアは・・・結構良かったンゴニキメンスねぇ・・・。

年齢差が結構あるんですよね。10くらい。

ただそれを感じさせないルックスが良い。

あと、ラフな私服とスーツと2パートに分けている部分も良い。

「窮鼠はチーズの夢を見る」、ちょっと見てみたいな。

あと大倉君って・・やっぱカッコいいっすね。なんかもう雰囲気がいいよね。でもよく見るとちょっと神田伯山に似てる。

 

特別企画:伝説の家政婦志麻さん・絶対おいしいごちそう10選

ぶろっこりーいためるやつならなんとかぼくにもできそうとおもいました、まる

 

久々に読んだら連載とかもちまちま変わってた。

印象に残ったのを簡潔に書く。

 

中島健人のKENTREND

おいおいケンティー・・・おまえ、アンアンに連載持つようになっていたのかよ・・・しかもV6岡田君の後釜ページやんけ・・・。

最近ヘイセイジャンプの山田君より見る気がする。どちらもタメなのですが。

 

・Who's Hot?/長田杏奈

”化粧品がちょっぴりしか載ってない美容本”p.67は非常に気になる。コミュ力講座で有象無象に上げられていたどの本よりも気になる。

「自分に寛ぐことができれば「私なんか」と委縮して感情や可能性にフタをせずに済むし、やりたいことにもっと踏み出せるようになると思う。p.69

そう語る彼女の美容本には何が書かれているのだろう。

 

・根本宗子の妄想スイッチ

もう自分の作品の人物出しちゃうなら連載終わってくれよ・・・。

ネタ切れってことでしょ・・・。

この連載何が面白いのかわかんないけど138回ってもう3年もたつとか地獄でしょ。せとな先生のの恋愛相談を復活させろ。

 

・p.75:こんなつまんない広告ページを堂々と珪砂資するほどアンアンも落ちぶれた・・・というか売れてないってことなのだろう。

 

松井玲奈「ひみつのたべもの」

文章自体がエッセイとして微妙で、落としどころがふわふわしているんだから、

雰囲気挿絵ではなく、松井さんの作った料理の写真を掲載した方がいいと思う。松井さんの描いた絵、もしくは松井さんを描いた絵とか。

でも、松井さんの連載を作ったのは良いと思う。

20代後半と言うほどほどの年齢で、嫌みもなく、清楚なイメージがあって、女優で、だからといって可愛すぎることがなくて、皆が一度はあこがれるであろう「等身大の憧れ」ポジを絶賛キープ中の人だから。

 

・瀬尾幸子さんの「やさしい和食」

材料にたこの足が出てきてる地点でやさしくない。

 

perfume 新それってわからん!

のっちが「ハイキュー!」だけではなく、

「イド:インヴェイデッド」見てるのはびっくりした。

ガチなんだなと思った。

 

林真理子「美女入門」

今回もダイエットについて書いていて安心した。

林真理子先生を見ていると引き寄せの法則なんて出まかせなんじゃないかと思う。

 

あと久々にアンアン読んで思ったことは・・・

「こんなに縦雑誌だっけ?」

縦。

特集がひとつひとつブツ切れな印象を強く受けた。

「テーマはコミュ力だ!!」と掲げて、

「じゃあ僕はダイゴにインタビューします!!」「私は齋藤先生に話を伺ってきます!」「心理テスト作ります!」「本紹介します!」「ギフト!」

といったように、各担当者が作った記事を持ち寄った感が強いというか・・・。

アンアンってこんなもんだっけか・・・?

もっと統一感というか、横にもしっかり軸の入った雑誌だったと思うのだけれど。

まぁテレワーク推奨期間だったろうしなぁ・・・。うーん。

 

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以上である。

久々に買って読んだら特集はまあまあだった。

 ただ雑誌全体の作りには微妙に不満!そんな感じ。

 

LINKS

 過去にアンアンは一冊取り上げていた。6人の表紙か。

今もあんのかな。

忘れてた。

tunabook03.hatenablog.com