小さなツナの缶詰。齧る。

サブカルクソ女って日本語、すごく好きだったよ。

白楽駅ー僕のささやか謎究明ー


約20うん数年生きてっ来た僕にはいまだに解けない謎がある。
横浜の北の方は何があるのか。
分かる。ららぽーとや、たまプラーザ、高級住宅街があるのは分かる。
でも他に何があるというのか。

「は?そんなん」「中華街」「みなとみらい」「コストコ」「なんかやらしい店」等君たちは思うかもしれないが、
声を中くらいにして言おう。
それらはすべて横浜の南部にあるんだよ。
じゃあ北部なにあんだよ。横浜駅の向うには何があるんだ。ららぽーとららぽーとなのか。もうらららららららぽーとくらいしちゃう勢いなのか。「たまプラーーーーザ!僕たちは、横浜芸人です」しちゃう勢いなのか。
だが、横浜人に話を聞くと
「横浜北部にも商店街ありますよ」
「えまじ?」
どこ?



というわけで、やって来たわけです。「白楽」に。
白楽駅周辺の話をさせてください。

すごい。駅から出てすぐ見つかった、商店街。そうか。本当にあったのか。。



「tweed books」さんにまず行った。
古書店です。小学校から青と黄色のコントラストが美しいおしゃれ本屋「book off」に通い詰めていた僕は古書店を見るともう両手を挙げて踊りだす癖があります。嘘。
まぁそれくらい古書店が好きなので、北部に多々ある商店街・下町の駅の中で白楽を選んだのはここに来るため。
音楽、美術、哲学、雑誌、小説、絵本等など多種多様なジャンルがぎっしりとあって、垂涎。じゅるじゅる。
特に「an・an」「nonno」「生活の友」「装苑」等女性誌が充実していた。型紙付録付きの装苑なんて初めて見た。希少すぎる。女性誌をこれほどまでに多くの種類を取り揃えているのは横浜では他にないのでは。
時代も、30年前、40年前のものが目立つ。装いも違って目と心を惹く。山口小夜子の名くらい知ってる。まぁ他は知らないんだけれども
他にも、写真集・画集が充実していた。国内のものから外国のものまで。画展から絵本まで。特に現代美術・デザインに近いものが多かった・・・気がする。気がするだけかもしれないが。。
ここで僕が買ったのはこの2冊。


はいまず一つ目。スーラの新潮社の画集ですが、買った理由はただ一つ。
僕がこのシリーズを集めているから。
すでに「ミレー」は持っている。
このシリーズ、大学の図書館に会ってちょくちょく見ていて、僕個人の思い入れが強い。
サイズと情報量もちょうどいい。
一方で、古書店では安価で流通しているので、見かけたらもううんともすんともいわず口から手がのびている。

はい2つめ。
これこどものともという、幼稚園・保育園で月に1回配られる絵本の古書。
で、これ僕読んだ記憶ある。
めちゃくちゃ懐かしい!!!!感動しまして。
買いました。
絵本は買いだすときりがなくなるので滅多に手を出さないと心に決めているのですが、買った。
薄っぺらい冊子なので、実家に帰ってもないと思ったのもあるんですけど。
まぁ多少汚れているがそこは仕方ない。
他にもぎっしりこどものとものシリーズあって、ああ僕は愛されていたんだなぁ。

どちらも非常に安価で手に入り僕は割と満足。

「エイメク」さんにいった。
アンティーク・古着を扱う雑貨ショップ、洋服店。すごいお洒落。店員さんも素敵な方ばっか。
そんな中。もう僕はずっと見とれてたわけです。
アンティークのジュエリーに。
ヨーロッパのアンティークのジュエリーは非常に細かい細工がして会ってデザインも変わったものが多く見ていて非常に楽しいわくてか大興奮。
美しく褪せた色の石石を見て「どんな職人が作ったんだろう」「誰が身に着けていたんだろう」とか思うともうとまらない。終わらない。
ちなみに、みなとみらい周辺にも大きいお店があるみたいで。
地図をもらいました。

重器…ランプとかもあるんだって。
行くしかないし、行くしかない。


他にも、フィギュアが所狭しと並んだお店や、ハンドメイドやフェアトレード商品を宝箱のように詰めたお店など、見ていて面白い店がありました。
コーヒー店も多くて、僕もどっか行けばよかった・・・。
後、「白楽ベーグル」という有名なお店もあって。まぁ行ったとき売り切れててしまってたんですけど。



昔ながらの商店街と、モダンな文化が融合する下町。白楽。
タイムトリップ・カルチャートリップ。2017。
横浜駅の目と鼻の先なので、時間が余ればちょうどよい、気軽にトリップトリップ!!・・・そんな場所なのかもしれない。