小さなツナの缶詰。齧る。

サブカルクソ女って日本語、すごく好きだったよ。

安井寿磨子展/牧山雄平展/島村光展-十二支のネコのように罪深い。-


ルーヴル美術館展の後は、
軽く「ギャラリー」とやらも行ってみました。

安井寿磨子展/牧山雄平展/島村光展の話をさせて下さい。


降りるは京橋。


【行くべき人】

・生の作品を買ってみたい人
・現代画家の作品を見たい人

【感想】
僕がギャラリーというおしゃんスポットに関心を抱いたのは、
この本を読んでから。



西加奈子『白いしるし』(新潮社 2013年)
感想も書いた。

この作品は失恋の小説なんだけど、
主人公がギャラリー等の個展を行き来する芸術家の女性で
「へぇ・・・行ってみたい」
と思ったんですよね。
で、美術手帖のホームページ見てたらいろんなギャラリーの展覧会の情報があって、
そのなかで、ぽーんってこの方の作品が目について、
ああ行ってみようって。

さて。





ついた!



中に入ると・・・。

ワンフロアに明るい室内。
に、繊細なタッチの作品が生で多々あって・・・「おお」となりました。おお。
一つ一つ見たんですけど、
やっぱりホームページにあった、
花の絵が一番いい。

なんか名前書くノートがあったんですけどよく分からなかったので落書きをして、

外に出ると・・・



「あら。」
隣でもやってる。

地下のようで、階段を下ると・・・
入るとそこにはキャンバス一杯に広がるパワフルな作品が。
抽象的な作品が多かったんですけど・・・
一つ、印象的な作品があって。
裸の女の人が金のなかで上半身、広げてるんですよ。
絶望。
でも顔は穏やか。
はえー・・・」
絶望と希望のふちで乱舞するような、
なんかその作品がすごく印象的でした。

地上に出ると・・・「ん?」
17時まで。

この時17時半。

・・・。なるほど。
道理で片付けている人が多いなと思ったら
すいませんすいませんでしたー!!!!
もっと言うとその前の安井さんの展覧会でもノートに落書きしてすいませんすいませんでしたぁぁあああああ!!!!!

罪悪感に苛まれつつ、
最後に行ったのは、ここ。


僕が写ってる。はじゅかしー。

十二支の抽象的な土偶?のような像がありました。
なんか変わってておもしろかったな。
ヘビがよかった。


ギャラリーが並ぶ路地。

以上である。
割と個展はいろいろ個性があって、
その中でもいきなり心を掴まれるような作品があって、
楽しかった。

ちなみに、
移動中読んでたのがこちら。



すげぇ・・・
560ページにみっちり文字。
読み終わんねぇ・・・。

LINKS:西加奈子『白いしるし』