小さなツナの缶詰。齧る。

サブカルクソ女って日本語、すごく好きだったよ。

nana's green tea-僕達はいかなる時でもジョイマンじゃなくてはならない。-

 

 

 

 

久々に、ナナナナーナナナナーナナナナ緑茶~

 

 

 

 

嘘。緑茶は飲んでない。

 

nana's green teaに久々に行った話をさせて下さい。

 

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【行くべき人】

・女性一人でどこか入れないかさまよっている人

・女性一人でどこか座りたいが、女性複数客がいるところには肩身が狭い人

・小豆好き。ちなみに僕は小豆嫌いです。

 

【感想】

駅前を歩いていた僕はずっとさまよっていた。

疲弊していた。疲れていた。

午前10時の心療内科の予約にぎり間に合ったものの、

午前10時それはすなわち早朝であり、

早朝よりもっと早く起きた僕が朝ご飯など食べられるはずもなく、

空腹のまま彷徨っていたのだった。

どこかで何か美味しいもの食べられないか・・・。

出来れば定食とかガッツリしたものではなく、ほんわかっぱっぱしたものが食べたい・・・程よい感じがよい・・・。

 

しかしこういう時の拠り所、

静岡のSoup Stock Tokyoは今年なくなってしまった。

なんだよ・・・。

Tokyoにスープストックしとけばもうそれでいいっていうのか。

Shizuokaにスープストックする気はさらさらないっていうのか。

あそこ女性一人でも気兼ねなくは入れて程よく美味しくてお腹膨れて重宝してたのにくそ・・・コロナでヤバイって言ってくれれば、もっと頻繁にもっと多めにスープをストックしてやったというのに・・・くそ・・・くそ・・・。

他に駅前で一人で入れそうな・・・お店・・・ないか・・・ないかな・・・。

ぼんやりと携帯を開く。

 

まりも@院生

 私が働いていたナナズが入っているビルの中にあるから、既視感が凄いwwww

3時間前

 

携帯開いて、まず目に入ったものが、これだった。

 という訳で虚ろな目をしながら入ったのである。

 

「いらっしゃいませー」

 

すでに女性客が何か注文していた。「ランチセットの・・・」

40代そこそこのお洒落な感じの良い女性である。

同じくソロ客だ。心強い。

てかナナズは先に注文をするのか。なるほど。初心者には見られたくないからな。ソロできている以上月に1回はきているくらいのじょうきゅ「よろしければどうぞ」

「え、あ、う」

メニューを差し出される。

平日の昼のヒトリナナナナーナナズ・・・・、ここは普通に平日昼限定ランチメニューにしたいところだが・・・、デザートが「ぜんざい」「あんみつ」「わらび餅」とある。

僕は小豆がダメである。

という訳で自然と「わらび餅」一択なのだが「わらび餅」は+100円するらしい。+100円するほど食べたいか?そもそも小豆がダメなのである。僕の和菓子への愛着は薄い。

なので悩んで・・・

「とりそぼろ丼で。普通の、とりそぼろ丼で」

 ランチセットと間違われないように、なんか2回言ってしまった。

 

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偶然にも77。ナナナナーナナナナー。


 番号札。

なんか久々に見たかもしれない。

と、

「すみません、消毒まだすんでなかったもので・・・・」

店員さんが申し訳なさそうに布切れをもっている。

「あ、ありがとうございます」

尻を上げると、ささっと拭いてくれた。

 

 

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鶏そぼろ丼。

「そぼろ」だけで主役を張っているだけあって、一粒一粒大粒である。そこに三つ葉のアクセント。その二つを卵黄がとろりと包み込む。

「・・・うまっ」

求めていた。今僕はこれを求めていた。ほんわかぱっぱしているかどうかは微妙だが、これくらいの軽さを求めていた。

 

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卵でいっぱいになった口の中を、横に置いてある味噌汁で流し込む。

うずまきの麩が可愛い。

そぼろの上の三つ葉とか、ちょっとした可愛らしさとか、丁寧な店員さんの接客とか、こういうとこで女性の心をしっかり掴むのだな・・・ジョイマンは。

 

 

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このマーク可愛くて好き。

 

水を飲み、置く。

丼から顔を上げる。

様々な年齢層のソロ客がいる。

皆女性だ。

20代、茶髪、黒Tシャツにロールアップした白いジーンズ。スマホをいじっている。これから友達か彼氏にでも会うのかもしれない。今パルコのナナズにいるよー、うん待ってるから慌てないでおいで。

40代、黒髪、ブラウスに黒パンツのオフィスカジュアル。てかさっき僕の前に並んでいた人。昼休みなのかもしれない。定食を食べている。もしかしたら家庭と仕事を両立するスーパーキャリアウーマンで、昼休みにこうやってちょっとしたカフェで気取らず食べるひとときが安らぎの時なのかもしれない。ああ、次男の来月の参観日どうしようかしら、有給とろうかしら。

今席を立った女性は30代、太っちょ。大判のチェックのブラウスに色あせたジーパンを履いている。眼鏡をかけている。パートの主婦なのかもしれない。今日は10日ぶりの完全お休みDAY。子供たちが学校行っている間長らく行っていなかった静岡駅前に来て、自分のための洋服を買いに来たのかもしれない。久々の自分のための買い物だわ。

そして私は「お水おかわりいかがですか?」

「お願いします」

コロナ以前も紙コップだったのだろうか。

一人一人の合間を縫うように、店員は滑らかにしかしテキパキと仕事をこなしていく。

 

 こういう、お店の時間っていったいいつまで続くんだろう。

1年?3年?5年?10年?それとも、永遠?

 

まりも@院生

 まあもうななず、ないんですけど

3時間前

 

そうか、ないのか。と思った。その後輩は確か4年間大学時代のアルバイトをナナズで全うしたはずだった。でも、「もうななず、ないんですけど」。

このナナズが入っているショッピングセンターも、アパレル店が物凄いスピードで潰れていってしまった。アングリッド、ピーチジョン、猫グッズの店、カフェ、ケーキ屋・・・他にも名前すら思い出せない店店。

フロアガイドを見ると空白が目立ち寂しいと思うが、貼られたシールの向こうになんて書いてあったかもう僕は思い出せない。

「もう■■、ないんですけど」

 

錠剤を、3杯目の水で流し込む。

いやいや、憂えてはいかん。

不景気で店がなくなろうとも、メンタル病院にかかろうとも、

スープがストックできなかろうとも、憧れのブランドが終わることを知ろうとも、

僕は悠々自適には歩かなくてはならない。

悠々自適に歩かなくてはならない。

せめて僕にできることは、「来年も再来年もずっとここにいあってほしい」と思う店に1円でも多く金を落とすこと。

 

 「ありがとうございましたー」

今度は、抹茶パフェにしよう。小豆が入っていない抹茶アイスとバニラアイスで、上品で、美味しいやつ。

 

以上である。

なんかナナズの食べ物もおいしかったんだけど、

なんかいろいろ考えてしまった。

災害感染病悲観的事実諸々に靡こうとも、

日頃からの身近な嬉しいこと楽しいことわくわくすることをちゃんと拾って、

毎日ジョイマンとして生きてかなくてはなと思う。

 

 

まぐろどん@ギリ生きてる

 今ナナナナナナズ。ジョイマン高木のツイッターはまじ好き。癒される。

3分前

 

 

 

コロナなんて、早く終わってしまえばいいのに。

 

 ***

20200916 一番初めの画像をサイズ変えました。なぜか表示されない。おされなカフェを無理やりジョイマンを結び付けたバチが当たったのかもしれない。そのうち表示されるのかな。

 

20201021 一部編集しなおしました。ジョイマン高木ツイッター書籍化まだかよ。