欅坂ファンと宮城県民のみんな!!!
読みなさ〜い!!!!
買いなさ〜い!!!!
『IDOL AND READ 015』(シンコー・ミュージックエンターテイメント 2018年)の話をさせて下さい。
【概要】
アイドルへの長文インタビューを収録した、
読むアイドルマガジン。
石森虹花、初表紙!!!
015掲載アイドル
・石森虹花(欅坂46)
・鹿目凛(でんぱ組.inc)
・齋藤なぎさ(=LOVE)
・石川夏海(Love Cocchi)
・大黒柚姫(チームしゃちほこ)
・南菜生(Pass Code)
・池田菜々(LADYBABY)
・藤城アンナ(CY8ER)
・村田実果子(BLACKNAZARENE)
・鈴姫みさこ(バンドじゃないもん!)
【読むべき人】
・アイドルについてもっと知りたい人
・推しが上記にいる人
・ステージに立って踊る彼女達がなぜ、一般人やめてアイドルしているのか知りたい人
【感想】
アイドルアンドリードは2冊目になる。
1冊目は13。
同じく欅坂46の土生瑞穂ちゃんが表紙だった。
その後にまぁ、同じく欅坂のメンバー佐藤詩織表紙の14を挟んで、
この号になる。
偶然か何なのか、3人とも欅坂の中の「五人囃子」というユニットに所属している。
次も五人囃子から表紙を飾る子が出てくるのかもしれない。
織田奈那かなぁ・・・。
この号はそう、
我らが大好き推しメン、
石森虹花が表紙である。はいニッジカ!!ニッジカ!!
ちなみに初めて表紙というものを飾ったのがこの号。ニッジカ!!ニッジカ!!
石森推しはもう「気づいたら・・・手に取っていて」「目が醒めたら・・・雑誌前にいて」「なんかもう・・・いてもたってもいられなくて」レベルで買わなきゃいけないのが今作。
てか表紙。ハーイ!見てほしい。
ぐうかわじゃないっすか?
すっごいいい表紙じゃないっすか?
正直。
しょーじき、アイドルアンドリードって内容は凄い読み応えあるんですけど、
グラビアの方がイマイチなんですよね。
表紙も含めて。
でも今作。
今作は、虹花の良さを120%引き出すような素晴らしい表紙だと思います。しゅき。いっぱいちゅき。
内容も充実。
「読むアイドルマガジン」を掲げているだけあって、
掲載アイドル一人ひとりのロングインタビューを掲載している本作。
「どこらへんに住んでいたのか」
どういう家庭環境で育ったのか」
「オーディションの経緯」
「今いるポジションについて」
「グループについて思うこと」等など・・・。
個人に肉薄する、
記事が中心。
大手雑誌(BLT,BRODY等)のように
新曲やライブ等時事の記事よりかは、
個人個人にフォーカスした記事が多い。
食いつく人は減るのかもしれないけれど、
バックナンバーはいつまでも色褪せない。
そういう独特な雑誌なんですよね。
この号も例外にもれず、それぞれのアイドルに肉薄してます。
表紙の虹花もがっつりインタビューされてます。
例えば今まで「宮城出身」とは知ってたんですけど、
「宮城県のどこらへんの出身なのか」までは初読み!!だったし、
家庭環境も「両親+姉」までは知ってたんですけど、
「おばあちゃんがアイドル活動を反対した」というのも初読みだったし。
知らない情報がいっぱい知れて良かったです。
こういうのってネットだとまず、知れないしソースもうさん臭いからね。
やっぱ雑誌って強いよね。
そして一通り読んで思ったのは・・
「ああ・・・好き」
好きが強くなりました。
彼女ってすっごい真面目なんですよね。
ダンスもうまいし歌もうまい。
まぁ頭はちょっとアレなんですけど、とにかく努力家なんです。
けれども
「みんなの幸せを切に願ってるので・・・でも自分の幸せも願わないといけないし」p.026
とあるように、
前に出るのが苦手なんですよね。
そこの殻を破れば、人気でると思うんですけど・・・。
髪型変えるとかもっとけやかけで前に出るとか。
でもなんか一歩引いちゃう。
そういう姿勢が、僕は愛おしい。
彼女って所謂地下アイドルしてたんですよ。
だから歌もダンスも経験者だったわけです。
やる気とかもバリバリあったんですけど、
初めはちょっと浮いちゃってたんですよね。
それがユニット「五人囃子」をはじめにしてだんだんと、
他のメンバーとも絡むようになって・・・。
でもやっぱり前に出るのは苦手。
うーん。
好き。
彼女を好きな理由を、突き付けられたような雑誌。
裏表紙はでんぱ組の新メンバー、鹿目凛ちゃん
他のアイドルのも勿論全部読みました。
特に印象残ったのは・・・
まぁ楽曲が好きというのもあるんですが、
この二人。
藤城アンナ(CY8ER)
鈴姫みさこ(バンドじゃないもん!)
・藤城アンナ
彼女は今いるCY8ERが、3つめのアイドルグループなんですよね。
何故3度目にもわたってアイドルグループに属することになったのか。
その経緯が書かれています。
あと薄々気づいてたんですけど、ハーフなんですね。
家庭環境、高校時代、その後の経緯はちょっと予想外で絶対読むべき。
CY8ERライブ行ってみたいんだよなぁ・・・チェキ撮りたいんだよなぁ・・・。
・鈴姫みさこ
30代半ばのみさこさん。
神聖かまってちゃんのドラムも担当しているみさこさん。
「40までに武道館いくぞー!!!」
とスッキリ!で叫んでいたみさこさん。
そんなみさこさんが語る「バンドじゃないもん!」の目標とは。
「もし結婚するときはきちんと公言するっていう。ただ、祝福はされたい。されたいっていうか、祝福されるような応援のされ方をしたい」p.219
以上である。
なかなか今回も読みごたえがある記事が多かった。
どうだろう。
アイドルっていうのは、僕はルックスよりも中身が大事なように思う。
可愛いところに惹かれる、
というよりかは、
一生懸命やっている姿に惹かれる。
ルックスとかよりかは、
彼女達の性格に惹かれる。
個人に惹かれる。
バックナンバー013とともに
僕が今最も共鳴するアイドルマガジン。
定期的にバックナンバーも含めて読んでいきたいと思う。
***
20200608 ごくごく一部加筆修正しました。
織田奈那は結局表紙飾りませんでした。推しも石森から新二期の大園さんに変わっています。「好き」を突き付けられたけど、のらりくらりとかわしてしまったようです。
あとアンナさんとはチェキ撮れました。静岡でライブしてくれた時に・・・。