さすが「珈琲」店。
伊藤珈琲店 清水楼 の話をさせて下さい。
上は鍋屋さん。
【行くべき人】
・おしゃべりに興じたい人
・パーソナルスペースが広いカフェがいい人
・美味しいコーヒーを飲みたい人
【感想】
インター近くで見かけて気になっていたので、
友達に連れて行ってもらった。
なかはカフェとは思えない広い空間
中に入ると・・・広い。
とにかく、広い。
座席と座席の間にかなり距離をとっている。
各客のパーソナルスペース（一人当たりが占有するスペース）がかなり広く作られていて、
ゆったりとおしゃべりや読書に興じることが出来る。
最近ではスタバ、ドトール等カフェはおろかコメダや星乃等の喫茶店でも、
こういうスペースを広々取っているところは少ない。
銀座ルノワールは静岡にはない。
いいお店だな・・・と思った。
メニュー表が超かっこいい。
こんなクールな「伊藤」見たことない。
メニューはどうやら「マフィンパンケーキ」が看板らしいけど・・・うーむ。
悩んだが、ショーケースに入っていたチョコレートケーキにすることに。
セットドリンクで珈琲を選ぶ。
まもなく、到着。
「おお・・・！！」
チェリーパイを友達は頼んでた。
上品なたたずまい。
チョコレートケーキを一口。
おお・・・イメージとしてはやはりガトーショコラに近いが、スポンジも確かに感じる。
と同時にさぁ・・・っと広がる、
「うむ・・・」
粉砂糖がしっかり振られていて、嬉しい。
優しい甘さが口の中に溶けていく。
食べ勧めると・・・クリームの部分に。
このクリームはふわ・・っよりはぺと・・・っていう感じのクリーム。
甘味も少し強い。
通常こういったクリームはショートケーキ、シュークリーム・・・・通常あまり歓迎されないが
「計算されてるな」
今回僕がケーキとともに飲んでいるのは・・・そうホット珈琲。
クリームを口にして、まだ口の中に残っている状態で珈琲を含むと、・・・美味しきデュエット。
恐らくここでふわふわしたクリームでは、
口にした瞬間クリームのふわふわのソロで終わってしまう。
珈琲が出遅れる。
あえて・・・なのだろう。
堪能した。
また、このケーキ、終わりごろは、
ちょっとクッキーめいた、
焼いた隅っこ感が感じられる作り。
・・・わかるだろうか。
ケーキやクッキー、プリンの隅は他より熱が通ってて少し硬くて・・・少し美味しい場合が多い。
そのような部分をあえて多く残している。
粉砂糖→クリーム→隅。
作り手の工夫を感じる良いケーキだな、と思った。
カップの形がかわいらしい。
そして・・・コーヒー。
口にすると
「おお・・・・」
驚いた。
香がふわっと・・・鼻を抜けていく。
ミルクと砂糖を入れたのに、それでもコーヒーの香りがかぐわしい。
かといってきつすぎることもなく、後味は上品な苦みを残して喉にゆっくり、消えていく。
おいしい。おいしいコーヒーである。
ちなみに、こちらがセットでだいたい700円くらい。
割と・・・うむ。嬉しい。まんもすうれぴー。
以上である。
広く空間を使った席、おいしいコーヒーとケーキ。
自分の時間を過ごすに最適な珈琲店。
結果、一時間そこそこで帰るつもりが・・・二時間半いた。
たまたま横にあった、飾りの英語の本を手に取る。
開くと・・・ガチの本だった。
また是非足を運びたいなーと思っている日々が・・・
ありました・・・。
なんとこのお店、閉店してしまったそうで。
僕めっちゃびっくりしたのと、
あとショックだったな。一回しか行ってないけど。
はぁ・・・コーヒー美味しかったのに。
はぁ・・・。
はぁ・・・。
はぁちゅう・・・・。
また復活してくれないかなあ・・・。
