小さなツナの缶詰。齧る。

サブカルクソ女って日本語、すごく好きだったよ。

「クイック・ジャパン No.160」-使命感もしくは目標、もしくはヴァニラ・アイスが君を君たらしめるんだ・・・神様、-

 

 

 

 

すごいすき。ちょーすき。

推し・・・ではないけどね。

 

 

 

「クイック・ジャパン No.160」(太田出版 2022年)の話をさせて下さい。

 

 

 

 

 

 

【概要】

第一特集:あの she is'nt fiction

第二特集:練習のかたち

●Special

東山奈央・怪奇!どんぐりRPG 他

 

【読むべき人】

・あのちゃんが好きな人:もっと好きになるよ。

ジャルジャルが好きな人:第二特集にて掲載。面白いよ。

 

【感想】

デリーーーーーート。といえばあのちゃんのインディーズソロデビュー曲で、でもデジタルでしか配信がないから僕はくぅ~と言いながらYouTubeで動画付きの音楽でしか聴くことが赦されないデリーーーート。何十回何百回と聞いてきた視聴してきたデリーーーート。多分まぁぶっちゃけ櫻坂のシングルのMVよりもこの曲に関しては再生めっちゃしていると思うデリーーーート。だってさぁもうさぁ、朝は白んできてる!あと1時間もすれば今日が始まってしまうよ!?一人29時50分に取り残された僕はデリーーーーート。

 

新静岡セノバジュンク堂に行ったのは別に本書を買うためじゃなかった。推し・大園玲さんが掲載されている別のアイドル雑誌を購入するためだ。

でもあの・あのちゃん、あの・タイバニのアニメのエンディングロールを担当するというあの・あのちゃんが、表紙で特集されているのを見てめちゃくちゃとっても悩んだけれども買いました。だってあの・あのちゃんが特集されているのです。それは買うしかないでしょう。

 

ファン、ファンとまでは言えない。好き。すごい好き。インスタもフォローしているし、写真集も持ってる。

YouTubeでいくつか上がっている音楽、「デリート」と、あのちゃんねるの主題歌、「peek a boo」がとても好き。ああでもね、全部好き。気分によって変わる。でもイラストMVの曲は基本ききません、だってあのちゃんが見たいから。好きだから見てたい。本物のあのちゃんくらいさぁ、みせてよねぇ見せて。

でも音源は持っていないし番組も見ていないしTwitterはフォローしていません。だからファン、とまでは名乗れませんがそれでも好き!!と言う自由権日本国憲法基本的人権の一つとして保障されているでしょう?ということについてでは早速、朝まで生テレビ

 

 

 

 

【第一特集:あの】

というわけで、まぁ買って読んだんですけど・・・すっごい良かったです。

写真白い桜をバックに白い肌のあのちゃんを掲載しましょう!!と言った天才はどこの誰ですか?あなたですか?それともあなたですか?え?最高です。お前は神か。神なのか。

凄く、希望って感じ。なんか白くて光。まぶしくて希望。後光。

フラッシュ。

一番印象に残っているショットは、2ページいっぱいの桜のショット。なんと被写体メインのあのちゃんはぼやけているんだけれども、一番その時のあのちゃんを捉えた、一枚だと思います。はい。好き。

後半は、室内スタジオのいつもの感じ。可愛いとも言い切れない、美しいとも言い切れない、綺麗とも言い切れない、のびのびと撮影に応じるあのちゃんがやっぱり好きで、希望。希望です。サー。

 

その生き様を垣間見られるインタビューも圧巻でした。グループを抜けた後のことから、「水曜日のダウンタウン」ほぐした赤LARK事件から。嫌いな季節から近況からあの、と言う名前に込められた芸能界における自分自身の在り方についてから。

近況において、母親が大病やってるというのを言っていて、そしてそれにショックを受けている、というのは僕もまさしく一緒。もっとその後に深いこといいことええっと思うこといっぱい言ってるんだけど、序盤にその共通点を見つけてからもう僕はさらにあのちゃんが好きになりました。

 

「曲がったことと、ちょっと汚いこというかズルいことができないだけじゃなくて、見てるのもしんどいんですよね。そういうのにまみれてるから、それに絶望してます」p.36

 

でも一番心がきゅっ、てなったのは、anonymous・・名無しの意からくる「あの」ちゃんが語る絶望について。

ねぇあのちゃん。僕もまぁどっちかというと社会不適合というかズルいことと言うかそういうのにうまく折り合いをつけられない正規雇用労働者なんだけれども、それを強さとあのちゃんは言ってくれる。定義づけてくれる。それだけで、僕、救われる。

 

「そういうものを自分の音楽活動だったり芸能活動だったり、表現を通して、ぶった倒していければって思います」p.34

 

芯が通っているんだなと思った。

自分の才能や容姿に溺れるのではなく、それらを利用して、何をやっていきたいのか。

実現させるために、その手段として、音楽活動や芸能活動があるから、だからこんなにあのちゃんに僕は惹かれるのだし、みんなは惹かれるのだなと思った。

芯が強い。

芯がしっかりとしている。

ああいう言葉は彼女の為にあって、ああ、だからデリーーーーーーーーーート。彼女の歌声はこんなに僕の心を穿つの。

 

「私もそうなんですけど、ファンの方々はあのちゃんの生き様に釘づけになっているんだと思います」p.54 「あのちゃんねる」プロデューサーの言葉より

 

そうだと思う。本当に。

 

 

 

 

【第二特集 練習のかたち】

ちょっとこの特集も気になっていました。だって「練習の特集」なんて今まで目にしたことなくないですか?

練習、に関して漫画家芸人作家いろんな職業の人にインタビューした記事です。面白かったです。ただ、特殊な職業の人が多かったので、サラリーマンとかコンビニ店員とか諸々、所謂ふつーの職業の人達の話も聞いてみたかったかなぁ。

 

マキヒロチ『スケッチー』-リアルな「練習」の描写に込められた大人が夢中になる瞬間

「自分もやってみたい」と思えるマンガを目指したので、練習して上達していく過程はリアルに描きたかったんです。p.59

成功して喜んでいるのを見ると、やっぱりなにか人の心を揺さぶるものがあるんだって実感します。p.59

スケッチー、序盤は滅茶苦茶面白いですよね。まさしく文中に述べられたスケボーに「夢中になる瞬間」の描写と、練習の描写はめちゃくちゃリアルで凄い好きでした。スクールで子供たちと一緒に練習したり、スケッチー(スケボーをやる女性のこと)の輪の中に入っていくのにためらいがあったり・・・。

またスケボーど・初心者の憧子がスケボーの基本お基本の技を何回も何回も挑戦するところは、あらゆる今までの僕自身がこなしてきた練習・・・ピアノ、逆上がり、ホルン、等々・・・を思い出して、とてもキュンキュンして、何か新しいこと始めてみたい!と思わされました。まぁ何も始めてませんが・・・。

そういった描写にはこだわりがあったみたいで、1ファンとして読み応えのある記事でした。

あと、法的にあかん、誰かの敷地で練習することについての作者の見解も述べられていてそこは面白かったです。あかんことだけど、なんかポジティブに捉えているみたいで。まぁ漫画なので、リアルには目を瞑って、作品のそういったとこっろは作者と同じ気持ちで楽しんで読みたいね。

 

ジャルジャル『夢路空港』-本番中に完成される面白さ

後藤「練習しすぎると当時の感情を忘れちゃうことがあって。「これおもろい」と思ったときの気持ちを忘れんために、あんまやらへんこともあります。」p.63

ネタの鮮度そのままに届けるために、あえてセッション的にネタに取り組むというんですね。成程。そういう考えもあるんだな~と思った。

確かに練習を積み重ねて積み重ねて積み重ねたうえでの集大成的音楽・・・、オーケストラや吹奏楽、も素晴らしいけれども、プロがその場で即興でやるアンサンブルも力強くていいよなぁ、と思う。後者的立場と言う事なのだろう。

ただ、実際同じように練習しているコンビの多くがえへらえへら笑って、てきとーに誤魔化したようなネタばかりになるのは本当にどうにかしてほしい。千鳥とか博多華丸大吉とかオードリーとか。小手先だけでやっているような。

なのでこの理論に肯定か、と言われるとうーんとなる。特にお笑いに関しては。

 

乗代雄介『旅する練習』-積み上げた砂のひと粒を記憶する

最初は「うまく書きたい」という気持ちもありました。ですが、風景描写を続けるうちに目標達成とは違う”なにか”を感じるようになりました。p.65

(サッカーの)なぜレギュラーになれたかが感覚としてわかることはない。実感出来るのは自分のことだけ」p.66

この人もこの作品も存じませんが、とても面白いインタビューだなぁと思いました。

練習の過程に何かを見つける、また、何かを達成した時になぜ成せたのか実感出来ない。しみじみと心にしみわたりました。

更に終盤には「練習を一生続けていく」p.67と述べているんですよね。

一体今僕が練習していることは何。

 

宮田文久ー編集とは途中の極み

特に雑誌的な編集って確たるエビデンスもないままにアタリをつけて、ある方向に走っていきますよね。そして香料が迫る中、なんとか完成度をぎりぎり高めていく・・・p.70

雑誌の編集に限らず、ピアノでもホルンでも小説の風景描写でも漫画でも小説でも、「本番」「締め切り」というものがあって、100%の完成を成すという僕達の夢は永遠にかなうことがない。

要するに世の中の総てが、何らかの未完成品。

 

綿貫大介ー平和でどこへだって行けたあのころを、朝ドラ『カムカムえぶりばでぃ』を観て思い出した

ある地域の人々の複雑な感情・思考を複雑なまま理解するには、言語を習得したり、その国の人が紡いできた文学を読むことが大切だと思う。p.71

ちょっとくらい前から、ロシア・ソ連の文化には物凄く感心があるんですが、キリル文字を読める自信はないし東欧の言語を理解出来る自信もないしそもそも何語を選べばいいのか分かりません。リトアニアラトビアエストニアポーランドベラルーシウクライナジョージア?・・・僕の中で「ソ連文化」とひとくくりにしているせいか、いまいちどこの国の文化が僕の琴線に触れているのか把握していない部分があるのです。

あと文学にしか触れられていませんが、映画、音楽、絵画、彫刻、SNS、動画、テレビ、新聞小説その他諸々全てに触れないと「地域の人々の複雑な感情・思考を複雑なまま理解する」のは難しいのではないか。

なぜなら文学、には必ず作者がいて、その作者個人の考えがその文節に文字に羅列に行間に無意識に組み込まれているものなので。

だから、文学、と限定するにしてもたくさんの作品に触れる必要があると思うし、生の文化を知りたいのであれば他のメディアにも背局的に触れるのが手っ取り早いと僕は思う。

 

「タコピーの原罪」ー罪が導く、正解のない人生

「短編群と照らすと、本作はあえて有機的に画風を汚したことがわかるが、その中で宇宙人だけはバカみたいにシュールで、それが神聖にも映る」p.72

まだ読んでないんですよね。

買ってはいるんですが。

なので軽いネタバレ食らってショックうけてる。

 

「カモン カモン」ー”ちゃんとした子供”になり損ねた大人たちのレッスン

この文章だけ今一つ、タイトルの意味がわからなかった。

タイトルには「子供になり損ねた」とあるが、文中では「あんな感受性を長じて失ってしまうなんて」p.72と書かれている。本文は、読者が子供時代”ちゃんとしだ子供”だったという前提がなされている。のに、このタイトルは如何に?

文全体で見ても、半分以上が作者のボーイスカウトの体験で埋められている。作品についてはちょろっと触れた程度。

駄文。

 

 

 

 

 

 

 

 

デリーーーーーーーーーーーーーート。

 

 

 

怪奇!YesどんぐりRPG大喜利の土手っ腹にギャガーが開けたでっかい風穴」

よく知らないんですが、なんだっけ。キングオブコントで決勝まで残ったユニットで、ピン芸人3人の集まりでしたっけ。

サツマカワRPGは、水曜日のダウンタウンで知っています。トムブラウンのみちおの風呂に永遠に入り続けた方ですよね。

サツマカワRPG「僕は中学のころからお笑い好きで、いろんな人に「敵わないな」って思いにさせられて殺されてきたんですよ。だから僕も笑いで人を殺したいとは常に思ってるので、それは当たってます」p.86

だから、こんなに面白い発想をする人間だとは知らなかった。そりゃ永遠に風呂に入ってるわ。笑いで人を殺す。面白れぇ男・・・。

後半は大喜利スパルタ塾」と、3人の中で唯一大喜利が不得意などんぐりに、残り2人が大喜利を教えるコーナーがあるのですが、文字のやり取りのなかでも3人の関係性が浮き彫りになっていて読んでておもろかったです。

まぁネタも大喜利も見たことないんですが・・・。

 

 

岡本信彦ー未来を見据えて乗り越えて

一方で、次々生まれるトレンドに置いていかれないようにしないと、という焦りも感じています。

あぐらをかいていたら、一瞬で席がなくなってしまいますからね。p.103

声優にしては、意外と地に足がついている人ですよね。結婚していたり(まぁバレ方ださかったですけど。)、プロフィット解体の際にも引き連れて新しい会社を立ち上げたり、なんかいろいろしっかり考えているんだろうなぁと思います。

実際上記の抜粋部分でも分かるように意識もストイックそうだし。

多分、この人が長年生き残れたのってそういう内面の部分がデカいんじゃないかなって思うんですよ。

その片鱗が知れた、と言う意味では面白いインタビューです。

ちなみに歌はびっくりするくらい下手だと聞いたことがあります。

 

大橋彩香ー人との出会いはドキドキするけど、曲とはいい感じに再会出来ました

大橋「レコーディングってエネルギーをたくさん使うのか、すっごくお腹が減るんでしょ!」p.115

わかる~!!!

大橋ちゃんと言えば一時期めっちゃ太ってたけどでもなんか痩せたよね。

僕もめっちゃ食べるの好きなんですよ。

今の彼女みたくうまく身体コントロールしながらやっていきたいわね。

あと大橋さんは篇に尖ってないのがいいよね。愛嬌もあって・・・。

 

富田美憂ー好きなことをして理想を叶える

好きなことを仕事にできるってすごく幸せなはずなのに、なんでこんなにしんどいおもいをしんなきゃいけないんだろう、と。p.117

今の女性声優の中で好きな声ベスト3には入るかもしれないです。キンキン声出せる若手って彼女くらいしかいないんじゃないですか?今。

メイドインアビスのOPは衝撃だったね。今でも聴きます。

ただ人間性としては凄くとんがっていてちょっとドン引きしていた、というのもあるんですけど、今なんかようやっとちょっついて来たって感じかな。

 

小原好美が放つ色

声は聞いたことあるんですよ。キュアミルキー、書記、「あそあそ」の眼鏡・・・。でも顔は知らなかった。

こういう感じの人だったんだ~というのがまぁ普通に感想。

写真集どうなんですかね。売れるんでしょうか。

顔が売れていないと・・・それは多少不細工であろうが美人であろうが・・・、手に取ろうという人は少ないんじゃなかろうか。

でも声演技は圧倒的だしなぁ。ちょっと興味あります。

結果だけ教えて。

 

 

降旗愛のロマンチックが足りてない!?ー第4回インナールード 過去の対談をプレイバック!

降旗「全曲、本間さんがアレンジして下さっているので、どこか自分の楽曲としてとらえることができました」p.120

ポルノグラフィティの本間さんがプロデュースしているのですが・・・そこにレトロが巧い具合に重なって・・・彼女の歌本当に最高です。めっちゃいい。

でもそれは彼女の声、というか、彼女と言う存在(それは例えば顔面が圧倒的可愛い!!じゃなくてもピンク髪が自然に似合ってしまうところ)、昭和レトロな世界観、そして本間さんの天才的な音作り・・・の巧妙な組み合わせがビッグバン!!って感じです。

ファーストアルバムの「CITY」はめちゃくちゃヘビロテしてますが、何回聴いても最高なんだな。

ニューレトロ、というらしいですが、ああいうイラスト界隈の流れが好きな人は彼女の音楽絶対びっちりハマるはずです。

夏にむけてCDを出してんだけど今僕はすごく無駄使いをして金がないので、夏になったら買おうかなぁ・・・。

 

 

東山奈央ー『Now loading...』制作秘話

楽曲制作やライブでも、ぎりぎりまでやることはあるんですが、今回はその限界を軽々と超えて行った感じはあります。p.126

文字の大きさまで本人関わったそうです。凄い。

全部が「楽しい」に塗り替えられちゃうくらい、おかげさまで本当にいい一冊を作ることが出来ました。p.129

うわぁ・・・そこまで一生懸命になれるの本当にすごい。というか僕も何事も全力でやっちゃって疲れちゃうタイプなんですけど、そういうのを経ないと愉しみを得られない、ってことですかね?そういう面では似てんのかな。とか勝手に思ったり。

そこがクレイジーなんだ、真面目も極めれば個性になるんだ、と。p.132

気を遣われたら最後だと思ってるんですよ。p.134

これ凄い響いた。気を遣われたら最後。

本当にストイック、というか真面目と言うか・・・。彼女が何で長年声優界を牽引することが出来たか、がぎっしり詰まっているインタビューです。読み応えがあります。

あのちゃん、岡本信彦のインタビューもそうですが、一流の人って本当にキリキリキリキリ切り詰めて、ストイックなんですよね。本当に凄い。

それが出来るかできないか、で結局別れてしまうのかもしれない。

努力できるのは才能だ、とかいうけれど、彼等のインタビューを読むとちょっとその言葉も正しいんじゃないかとか思えてくる。

僕もがんばろーって思う。

あと、多分彼女は僕よりちょい年上なんで30くらいだと思うんですが・・・どんどん美人になっていくんですよね。顔面の造作、ではなくて彼女の人生で見についたものが彼女をドンドン美しくしてきたんだと思います。

声優、としてではなく生き方の先輩として勉強になった一冊。

 

 

 

裏表紙も表紙

 

 

 

デリーーーーーーーーーーーーーート。

 

 

AKB48 本田仁美&小栗有以ー韓国で得た者、日本に還元できること

本田「でも新しいことに挑戦して、新たに好きになってくれる方もいるはずだと思います」p.105

本田「いちばん強く感じあたのは、下準備の大切さです」p.105

本田「韓国で生活をしていて、物事をはっきりと伝えることの大切さを知りました。」p.106

話題は必然と、帰国後「元カレです」でセンター抜擢された本田ちゃん中心です。その間ずっとAKBのエースとして頑張ていた小栗。チーム8の生き残りの戦友・友情についてインタビューしたかったんでしょうが、まぁ文字数ページ数足りなかったね・・・。小栗さんほとんどしゃべってないやんけ。

AKBは支店、本店完全区別するようになってからは結構気になっています。NGTはアルバムを出すし、STUはトリプルセンターという謎面白制度を起用することで瀧野一強を防ぐ。NMBは総選挙ナンバトルやってましたね。日本から韓国へアイドルを目指しに渡る女の子が多い中で、韓国から日本にNMBを受けに来た「しよみん」はTwitterフォローしているのと、結構気になっています。何が彼女をAKBに惹きつけたのか。

SKEは懲りず最年少をセンターに据え、HKTはまぁうん・・・かわいいよね。宮崎想乃ちゃん。

バチバチにやってほしいですね。

話変わりますが、ヒプノシスマイクも6チーム、AKBも6チーム。

争え・・・もっと争え・・・!!

 

 

lyrical schoolー自分たちににしか歌えない、リリカルらしさって?

「今はお手本が自分自身になってる。5人が5人とも自分を乗り越えて作れたアルバムです」p.109

初めてこの記事で彼女達の存在を知りました。

ユーチューブで軽く聞いてみたんですけど・・・なるほどフィロソフィーのダンス枠でしょうか。

ただちょっとまぁなんか・・・微妙にどっちつかずな印象。声が圧倒的に女の子なんですよ。もっと越えろ。越えていけ。

 

新山詩織ー気づけばいつも音楽の中に

女性歌手はすぐに海外に行くなぁ。どこからその金出ているんだろ。僕にも少し分けてくれ。僕にも少し分けてくれ。

 

 

デリーーーーーーーーーーーーーート。

 

 

深見東州ー武道館に咲かせた桜ふぶき

武道館でライブやってんの草。しかも大盛況らしかったのも草。

そしてライブレポートもこうやってあるのも本当草。

 

 

 

 



 

 

 

デリーーーーーーーーーーーーーート。

 

 

途中のひと第2回ー嵐莉菜

「ほぼ完成に近い状態を保ちながら、常に進化できるような人になりたいです」p.7

彼女の主演作が静岡でも公開されるようで、視に行こうかどうか悩んでいるなう。

 

彼女は絶対に彼女じゃない 第壱話:どこにでもいそうでどこにでもいなさそうなこういうかわいい子になりたいけれども、僕はこんな時間にチョコシュー食べてるし最近腰痛めちゃったしなんかなれそうにもない。せめて痩せよう、と思うけれどもすぐに元気になる方法はチョコレートを食べること。ねぇ、今日はメランコリックだからそれくらいさぁ、赦してよ。

 

馬込将充:空白の街で

僕もこういう写真が撮りたいよ~。

撮って掲載されてお金が欲しいよ~。

実はカメラは持っているのですけれども実際撮影したことは1回きりですのん。

 

僕のマリ「加速し続ける」

僕のマリの母親「でも、女の子じゃん、普通じゃないのが怖かった。どうにか普通の子と同じようにって育てようとして、そうやって守ってあげないとって思ってた」p.175

僕も昔よくクラスメイト・友達と比べられて「どうしてあんたは・・・」とか「普通にしなさい」とか言われ続けてきたんだけど、言ってる側の気持ちってそうだったんだぁと思った。

あと僕のマリって女性だったんだ。

 

ニシダ(ラランド)『邂逅』

美人になるし小説書き始めるし・・・もうこれ令和の山田詠美不可避だろ。

 

小林成彬「音楽家による日々の記録 消息 第18回」

この広い地球で人間として生まれた以上、たとえどんな立場に置かれたとしても、自分の信条に基づいて間違っていることは間違っているとしっかり主張できるようにいなければいけません」p.79

信条、とたやすく音楽家は言うが、これが私の信条ですと言える人などいったい何人この世界にいると思って?

信条。何を信じ何を考え何をするのか信条。信条。

そこを誰かに任せてしまえば、何も考えなくていい。

だから2022年令和になっても無限に教祖は生まれ無限に新興宗教の人口は増え続けていくのだと思う。

無宗教、とまではいかないけれども、いろんな宗教の色んなことを知って都合よくいろんな宗教を嗜んで生きて生きたいと言うのは、我儘ですかね、イエスキリスト?アッラー仏陀

 

TBS田村真子アナウンサーの『ラヴィット!」日誌

「最近ではTBSの局内でも私の知り合いからも「『ラヴィット!』面白いよね」と声をかけてもらうことが多いんです」p.179

よかったね・・・これに尽きます。

最近まで民放視聴率圧倒的下位だったTBS、最近はラヴィットといい、プレバト・モニタリングといい、ターゲットの年齢層が明確な番組が多くて頑張っているなぁ、と思うよ。

水ダウはちなみに毎回見てます。

 

JO1川尻蓮ー歌に対して見える景色が変わった

「バラバラな僕達が本気でやり続ける限り、”JO1らしさ”は生まれ続けるのだと思うんです」p.191

僕も本気でやり続けたいけど、でも結構疲れちゃうんですよね。どうしたらいいんですかね・・・。別に歌もダンスもスポーツも何もやっていないのに。何もやっていないからか?

 

英世の顔もわからない!第1回ー歯が命イズノットデッド

おそらく美肌やデカ目に比べると、母が来全ての人が等しく持っている「資源」とみなされ、モノ申す事にひとつ大義名分が与えられるような気持ちになるのかも知れません。p.123

芸能人の歯の考察なのですが、結構面白かったです。芸人でも最近はちゃんと歯医者に行って治療する・・・一般人がやっているようなことをやっているよね。あと歯並びとかも気にしちゃっているよねという話。

で、そもそも歯がそんなに中億を浴びるのは、上記の一文のように、「皆に平等に与えられたもの」という概念が強く蔓延っているからではないかというお話。

僕もね、最近両奥歯が痛いんですよ。

本当に痛い。

でも歯医者行くと金払って痛い思いをしなくてはいけない。

でも行かないともっと痛い思いをすることになる・・・。

辛い。本当に辛い。

でも、この文章によるとあの鈴木もぐらもきちんと歯医者に行っているらしいので僕も行こうと思いました。

あと最近気になっている芸人の歯は、見取り図盛山の歯です。白すぎるだろ。

 

北出栞「セカイは今、どこにあるのか?ー2020年代セカイ系 第2回」

聞きかじった物語や歴史で何かを理解した気に穴るのではなく、自らの「セカイ」のリアリティに留まるということ。p.145

そんなことよりもナチュラルに「2020年代セカイ系」と言う言葉が使われていることに驚く。2010年代、確かに10年あったはずなんだけれども、いまいち僕は何をしていたのか何があったのかどういう時代だったのかぼんやりしていて掴めない。2010年は高校2年生で部活引退して大学入ってそれでニートしてフリーターして今思えば彷徨っている10年だったような気がするんだけれども2020年を過ぎた今でも彷徨っているねえこれが人生、生きるってことなんですかね。もっとガツガツ明確に輪郭があるように思ていたけれどもどうやらそうじゃないらしいです。

あと進撃の巨人未読なので、普通に難しかった。

 

高島鈴「世界転覆望遠鏡 第2回」

「他者関係とは伝えず揺らぎながら届くメッセージの連なりだ」p.147

終盤の一文である。「人間関係」、作者の定義づけ、がしっかり簡潔になされているのがよかった。

あと好きな漫画・作品をいくつかピックアップして論じるのは並々のことじゃないなと思う。並々のことじゃない。

 

つやちゃん「扇動する生体 chapter2 スピードの美学」

何度も繰り返し練習しながら、それでも漫才を絶った今生まれたての言葉としてしゃべること。p.148

漫才とラップを比較しながら論じていく文章である。

途中でウーマンラッシュアワーの漫才が出てくる。肯定的な意見が述べられていて、僕は嬉しくなる。村本は静岡の片田舎のホールでも全力で早口漫才をやってくれていた。あの熱量は凄かった。多分あれから3-4年たっているんだけれども今でもあの感動は克明に思い出せる。村本の漫才はもっと評価されてもいいと思う。人間性はまぁうん。でも漫才はもっと評価されてもいいと思う、と思っていたので、とてもうなずいてしまった。確かにあのスピード感で自分の思考をまたたくまにしゃべるというスタイルはまんまラップなのかもしれないね。

 

立川吉笑「落語のからだ アナトミア 第1回 その拡張子は間違っています」

コントじゃなくて言葉だけで表現する漫談や漫才は想像の余白が多く、うまく活用すれば観客の脳内保管を促すことが出来る。p.150

若手の落語家さんが真剣に落語の可能性について論じた文章です。面白いといわれれば面白い。特に「拡張子」というが概念を持ち出したのは新鮮だなぁと思った。

ただ、漫才・落語と言葉だけのお笑いをする人の文章を掲載するのであれば、対となるコントを生業とする人の文章も掲載しないとちょっとアンフェアかなぁとも思う。

 

第九回コラムニストユースケ 『ブラックコーヒーの優しい説明』

ブラックコーヒーをただただ美味しいだけ言う人は優しくないしカッコつけてると僕は思ってしまいますp.153

ユースケっていえばごいごいすーの裏で踊ってるお産のイメージが長年遭ったんですが、はえーこんなこと考えてるんだと思った一話。確かに水ダウ見る限り相方よりかなりまともそうだったしなぁ。結構面白いです。

宇垣美里といい、隠れた文豪をあぶりだす雑誌・QJ。宇垣は女モテ意識しすぎて最近変な方向いっちゃてますが。あれ誰かとめて。まじで。

ちなみに僕はコーヒーはブラックも飲みますが、甘いやつを最近はずっと飲んでます。ブレンディのスティックが最強だからと気づいただから。

 

information

一番気になったのは『まるみちゃんとうさぎくん』とまぐろどん。

 

 

 



 

 

 

「いないいないばぁ。」

 

 

以上である。

久々に読んだけど久々に読んでも結構面白かったよの一冊。

読み応えがありますね。やっぱり。

あと特集に「練習」をもってくるあたり雑誌としての熱量、チャレンジ精神も感じられてとても好き。クイックジャパン

 

そういえば、欅坂から櫻坂に改名して一回も特集組んでない。

是非組んでほしい。というか早急に組んでほしい。今すぐ!

 

 

 

 

 

 

***

 

LINKS

「スケッチー」の感想とか、ウーマンラッシュアワーが出ていたライブの感想とか、生でみたあのちゃんの感想とか。アイドル現役時代のあのちゃん、一瞬でも見れて本当に良かったとこれは心から思います。

てか、次の号もクイックジャパン、アルピーが表紙なので買います。

おぎゆか表紙はこれはジャケ買いでした。アイドルとしての彼女はここが最盛期だったね・・・。

 

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