1.
私がこの曲を聴きたくなる時は、休日明けのバイトに行く時だ。
例えば、休日土曜日日曜日まるまる家のなかにいたとして、其の翌日のゲツヨウビ、そっとドアから顔を出す。
世間では朝が始まっており、出勤するサラリーマン・登校する高校生の自転車が風を切り、向かいの道路のセブンイレブンでは多くの労働者がその日の昼食を購入していて、空はさえわたり、向かいのファミリーマンションでは既に洗濯物がほされており、保育園のバスが出勤する乗用車の群れの中にひとつ、普通のバスが三つ。
ああ怖い!!
怖い!!って思う。
でもその時、この曲を聴いていると、
「wake me up wake me up・・・」
何度もリフレインする耳元のフレーズで、この1月14日の午前8時50分24秒はようやっと私の「1月31日の朝」になる。
私がこの曲を聴きたくなる時は、バイト先から帰る時だ。
大学生を開いてにそれなりに会話に花を咲かせて、駅前で別れ、反対方向の電車に乗り、一人、家まで20分の徒歩の距離を歩く。夜。
学習塾はまだ電気がついていて、僕の後ろをし男子小学生が乗った自転車が駆けていく。歩道に面した居酒屋からおいしそうな匂いと賑わいが遠く聞こえる。車のライト、21時に走る車は一体どこに向かうのだろう。誰かを迎えに行くのだろうか。それともどっかから帰るのだろうか。
ときどきよるドラッグストアの店員のメンツは決まってる。20代後半の眼鏡をかけた頼りなさげ・・しかしいい奴であろう青年と、店長らしきちょっとはげた人のよさそうなおじさん。「勅使河原」。いつもポイントカードの有無を丁寧に聞いてくれるおじいさんの、名札に書かれた珍しい名前に不意を突かれる。
そこの自動ドアをくぐり、駐車場を抜けて、さぁ、自分の部屋に帰る時、孤独だなと思う。孤独だ。
・・・寒い。寒さがより一層胸を締め付ける。
寂しいのかな。
でもその時、
「まばたく境界線 残されて彷徨う」
なでしこちゃんの強いソプラノを聴く。
寂しいんだわ。
確信して、私はイヤホンをさらにぎゅって耳に押し込んで、歩く。
メンヘラという言葉を聞くとき、僕は間宮まにちゃんを思い出す。
道端に落ちている蝶の死骸を写真に撮ってそれを缶バッヂにしているという発想力が衝撃で、一気に彼女が好きになった。
猫のような大きい瞳はだいたい情緒不安定で憂鬱。鬱。空は明けない。
その中でも力強く歌う彼女の声が穿つ。凄くいいなと思う。
メンヘラ、だからといって安易に髪を染めない。
メンヘラ、だからといって安易にリストカットをしない。
メンヘラ、だからといって下品に心の寂しさを見せびらかそうとしない。
メンヘラ、だからといって安易に依存しない。
孤独、人間は孤独であることを彼女は多分知っている。
地球。彼女の大きい瞳は宇宙。
・・・大人になりきれない私達はピーターパンにもなれなかったね。
一番好きなメンヘラといったら彼女で、今一番完璧だと思う女の子はと聞かれても僕はまにちゃんと答えよう。
【徹底討論】まにちゃんのまつげの角度について
キラリ。その彼女の耳元に光るピアス見てああ開けたいって思ってから何年たったんだろう。怖いんだ。お金かかるし。
別にね、そう別に、別に、怖いわけじゃないんだよ。
家まである黒字は無限に広がっていく果てしなき宇宙・工事中、危ない。自分の居場所が分からなくなるから大層危険です。
安全です。
「ヤなことだらけの日常をそっとミュートしても何も解決しないんだけど、とりあえずロックサウンドに切ないメロディーを乗せて歌ってみる事にする。」*1
2.
それは突然だった。
僕だけスペース繋がんなかったり。僕と言う存在に嗚呼恐らくこの人は病んでいるんだろうなと言うことが手に取るようにわかったり。
やきもち焼いているんだね、分かるよ。
意識している異性がたとえ相手に何の気もなくても話していたらそれはそれは不安で不安で眠れなくなるよね、ねぇでも本当大丈夫。私は三つ上以上はもうかなり警戒しているのだってサーボクズっと長女だったから年上に甘えたいって気持ちが凄い強いのは自覚してるけど年齢が離れすぎていると向こうが正論ってことになっちゃうでしょう、ひな鳥の真似をしているくせにひな鳥じゃないからひな鳥の扱いをされると本当に腹が立ってそれが私はとても許せない言いたいああ、インターネットと、インターネットよりリアルで誰かをずっとずっと探しているし嗚呼ねぇ、痛いんです僕、そういうの思っちゃうとさメルカリ違うメンヘラだからさぁかさぶたをさぁめくてめくって流血!!!
バケツ!!
バケツ!!!!
何も聞こえません遮断します遮断します遮断します。
僕はMV、今はいなき凛つかさちゃんのまねをしてバケツを被って、ベランダで踊ってます。見えていますかいいえ何も見えていません。
し、私はあなたの幸福を本当に祈っている。し、深夜ぽつりとつぶやいた病んだるツイートに投げつけたハートに嘘はないです、しぃ、あぁセブイレ分イレブンイレブン!!!
私がこの曲を思い出す時は、カサブタをめくるときだ。
びりびりびりびりという感触と共に走る痛みに顔をしかめながらも私は手を止めることが無い。同時にじゅわッと溢れ出る鮮血に目を細める。ああやっちゃったねまた跡が残るよ喪女通り越して魔法少女になれるよやったね。
痛いね。痛いよ。
でもきっとどっかの誰かはもっと痛いんだろうから。
SNSで存在自体で間接的に傷つけちゃった人、とか。
SNS越しに僕に言い寄って来た男の人×3、とか。
職場の優しいだけが取り柄の店長、とか。
家にも娘にも職場にも嫌われているパートのばばあ、とか。
高校の同級生のあの子、とか。
大学の同級生のあの子、とか。
癌を患っている母親、とか。
それを支える父親、とか。
ねぇ、下見て。
下。鳥の死体。
そういえば大学時代失恋で鬱病になったあの女の子は今どうしているのだろうか。生きていますか。生きていますか。
私は今漠然と死にたいです。
自分と言う存在が周囲の人々を幸福にできないことに漠然とした虚無感を抱くのです。
いやいや、他人を幸せにするって神様じゃあないんだからって君は、笑うかもしれないけれど私達は神様になりたかった。
神様になれなかった人たちが患う病気でしょう?鬱病って、ねぇ、インターネットは何処にも接続されておりません。
ねぇ多分さぁ、違うタイミングで違う場所で出会ってたらとても気が合ってとても親しくなれたと思う。今からじゃ、遅いー?なんかねー、存在を踏みにじっている気がしてもったいない、もったいないなーっていう気がねすっごくするんだ。
知るかよ。
瘡蓋を捲ると鮮血がたれてきます。
出勤時のあのセブンイレブンの、眩しさ。に似ている。
バケツにまた一滴、血液がたれました、O型。O型。
痛い。痛いです(笑)
被ります。避難します。現実から。インターネットから。鬱病から。ベランダから。電信柱から。すずめから。雀社会から。人間社会から。世間から。日本から。セブンイレブンから。
3.
立ち上がる、イメージがある。
だから僕は基本憂鬱に浸りたい時この曲を聴く。
wake me up
wake me up
今日もベッドから起き上がれないの。
4.
昼下がりは憂鬱だ。
私はメンタルでサボったバイト先へ向かおうとしているのに向こうから歩いてくるのはランドセルを背負った小さいっ小さい存在達尊いね、今から帰るの。
お姉さんはね、今からね、起動するところだよ。
ねぇ、何そのお花。朝顔?かわいーねー!!1月でも咲くんだね。何色だろうね~?紫だ!!すごい!!
お姉さんのねー、白だった。そう白。真っ白いの、ウケるでしょー。お姉さんのだけねー、白かttった。みんなねー、ピンク紫青だったのにおねーさんだけ白でねー白でね^ー、白でねー、皆と違うそれがとってもかなしくてーえ。小学一年生の
季節はまだ夏だったんだ なー。
ねぇおねーさんはぁー、まぐろどんって言うんだけどー、君達は?へーえ、せんせ、先生優しいの?先生のお名前は?■■先生?◆◆◆■■せんせ?かわいい?やさし?
おんな?おんな?
ねぇなんさい?なんさ・・・25?
へーそれでやさしくてきみたちのたんにんんもやっていてまいにちまいにちあさしちじにしゅkっきんしてきみたちのめんどうをみていっしょにきゅうしょくをたべてきみたちとさよならをしてそれでそのあとしょくいんかいぎとかいろいろやってごごはちじくらいに帰っているんだろうねー
羨ましいなーうあーやまーし!!!
ふつうっていーなーふつうっていーなー!!え?何食べてるのって、其処に落ちてた鳥の肉。
「おばさんも、そうなりたかったな」
5.
朝六時真冬のセブンイレブンの前で初めてセブンスターを買って、持ってきたライターで火をつけて、コメカミに、ぶっ刺した。
「ああ、遠くなる。」
ヤなことそっとミュート「Afterglow/beyond the blue」の話をさせて下さい。
【概要】
4人の女性ボーカル・アイドル・グループ、YSM(略称)の、
メジャーデビューシングルだよー!!!
なでしこ・・・少年ボイスでの高音域が癖になる
間宮まに・・・僕の中で最強完璧なちょっぴり病んでる女の子
南一花・・・戦士。YSMの芯だと思う。
彩華・・・最近入ってきた子。
【聴くべき人】
・メンヘラ
・女性ボーカルのロックサウンドを捜している人
・アイドル好きな人
【感想】
間宮まにちゃんめちゃくそかわいい。
MV最高。まじで見て。
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LINKS
でも一番好きなアイドルグループは櫻坂。
*1:アーティストコンセプトより