小さなツナの缶詰。齧る。

サブカルクソ女って日本語、すごく好きだったよ。

平尾アウリ『推しが武道館に行ってくれたら死ぬ5』-推しがいるということ。-

 

 

 

アイドルのキラキラは無敵。

 

 

 

平尾アウリ『推しが武道館に行ってくれたら死ぬ5』(徳間書店2019年)の話をさせて下さい。

 

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【あらすじ】

岡山県で活動するマイナー地下アイドル〔ChamJam〕の

内気で人見知りな人気最下位メンバー【舞菜】を

じんせいすべて捧げて応援する熱狂的ファンがいる。

収入は推しに貢ぐので、自分は高校時代の赤ジャージ。

愛しすぎてライブ中に鼻血ブーする・・・・・・伝説の女【えりぴよ】さん!

舞菜が武道館のステージに立つ日まで・・・

えりぴよの全身全霊傾けたドルヲタ活動は続くっ!!!!

 

5巻では・・・【ChamJam】が「ローカルCM」に出演!

さらに「リリースイベント」では東京に遠征!!

【武道館】も・・・夢ではなくなってきたーーーー!?

 

裏表紙より

 

【読むべき人】

・ドルヲタ

・特に地下アイドルのドルヲタ

・ドアストッパーが好きな人

・ドスストッパーニスト

 

 

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裏表紙はえりぴよ、基さん、基さんの妹れなちゃん。

 

 

【感想】

今回も最高でしたね。

ChamJamが出てきてドルヲタが出てきてそれぞれ懊悩して、

そのなかで数々のイベントがあって。

相変わらずえりぴよと舞菜の間に尊い瞬間があって。

最高でした。

なので、今回は

「イベント」

「オタクの懊悩」もしくは「アイドルの懊悩」

「えりぴよ×舞菜の尊い瞬間」

の3つに分けて、各話の感想を述べていく。一部ネタバレ有。

ちなみに文中随所に出てくる「大園さん」というのは、僕が今一番推している櫻坂46・大園玲さんのことである。本当に礼儀正しくて声もかわいくてただ住まいも凛としていて素敵なのである。あー好き。毎日メッセを更新してくれるところも好き。

 

 

 

第25話:ChamJamのキャンプイベント回

優佳「空音ちん爪の間でインゲン育ててるよ!」p.19

【イベント】

キャンプ回でしたね。地下アイドル界隈はそこまで詳しくないのですが、一緒にカレー作れたりテント建てたりすることできるの?神じゃん。

そりゃ、推し(舞菜)が切った野菜にオタク(えりぴよ)が発情するのは自然の摂理だわな。例えば僕も大園さんとワンチャン一緒にキャンプ売ることになったら、彼女が切ったものならジャガイモ人参タマネギ肉ピーマンエリンギシイタケ白菜茄子トマト里芋サツマイモリンゴチーズレモンケーキイチゴキャビアフォアグラトリュフハチミツハチの巣ヘビ・・・それが何であっても、尊く感じてしまうもんなあ・・・「大園さんが切った野菜」

そこを裏手に、クマの形に切った野菜をくまささんに見せに行くれおはプロですね。さすがです。

【オタクの懊悩】

基さんが懊悩していましたね。ガチ恋勢っていうのは、常に悩んでいますが。空音の人庫一言に基さんが顔赤らめてるのに対して、ちゃんと笑顔でサービスもするけれども顔色一つ変えない空音が、物凄くリアルですね。

そして他の異性のオタクと空音が会話するだけでモヤモヤするという・・・。

まぁ分かるんですけどね。そりゃ昔から昭和のアイドルは勿論戦前戦後の踊り子とか芸者に恋をしてきた男共って山程いるんだろうし。Twitter、ちょちょいと掘ればジャニオタでもガチ恋勢いっぱいいいるし。

でも基本は彼女達は偶像なんですよね。偶像。歌って踊ることが職業ではなくて、見ている人達に元気を与え勇気を与え気力を与え明日を生きる気力を与える所謂神様的な偶像な部分が職業であって・・・まぁだから綺麗なところしか見えないから恋しちゃうんでしょうけど。

これが怖くて、僕は男性アイドルのオタクになれない、カッコいいと音楽番組で思ってもそこまで深入り出来ない、というのがあります。

こんな虚しいことないから。

でもなー・・・まあ櫻坂のライブがあって外れた僕は涙を呑んで配信勢だったんですが、現地の「大園玲」タオルを見ると羨ましすぎて血反吐が出そうだった。ガチ恋勢じゃなくても苦しい時は苦しい。っ、くぅ~。

【舞菜とえりぴよの尊い瞬間】

まぁラストだよね~。

最後のえりぴよの言葉が素晴らしかった。

えりぴよ「なんか・・・いつでも撮っていいって言われたら舞菜ちゃんが一番かわいいときに撮りたいなって思っててずっと見てたんだけど舞菜ちゃんいつの瞬間でも一番かわいいから・・・でも今特にすごい可愛いと思った」pp.29-30

「一番かわいい」のさらに上ってことでしょ。分かる~。

僕も大園さん見て「あ!!今のは!!」って思うことが凄くあるもん。分かる~。

舞菜も舞菜で、常にえりぴよのことを考えていてそこも尊い。は~良い。

 

 

 

第26話:ライブがあるのに台風来た!!

えりぴよ「推しが確実にいる場所に行かないって選択肢ある!?」p.39

【イベント】

ChamJamのライブ当日に大きい台風がやって来た!!という回です。この作品の舞台の岡山って、晴れの日が47都道府県で一番多い県*1で、なかなかこういうことってない(と思う)んですけどまぁ来るときは来るよね台風。

実はChamJamのメンバーは7人仲6人来ることが出来ていてライブも開催できないことはなかったのですが、残りの1人、センター・れおの通勤電車が止まったことでライブの中止が確定します。

舞菜「来られてるわたしたちだけ出ていくのってダメかなあ・・・?」p.42

でもそのなかでも、特典会だけでも決行しようとした舞菜は本当素晴らしいですね。一番のファン想い、まぁえりぴよ想いと言っても過言ではないかもしれない。

そしてこの展開は、一時期の欅坂を思い出しますね。平手がいないことでひらがなに譲った武道館・・・。一番人気のセンターがいなんくたって、そこで代理センターをたてる気概が、正直僕にはほしかったですね。何のためのグループなんだと思ってた。だから今回のような櫻坂のバックスライブ*2!!は本当に胸に響きました。

【アイドル・オタクの懊悩】

れお「中止になったの、わたしがいけなかったせい?」

M(眞姫)「大丈夫、れおは気にしないで」p.41

このLINEのやり取り直後の、れおの表情が本当に切ないんですよね。自分がライブ行けなかったことへの申し訳なさであったり同時に自分が不可欠になりつつあるグループ自体のことに想いを巡らせたり。

結局、こういう事態で一番思い詰めるのって休業したメンバーだと思うんですよね。

責任感による懊悩。同時に自分がいないことにより止まるグループへの不安。総てを自分が背負っているという重圧。

欅坂でいえば平手。だからこそこういうメンバーを守る動きを運営・メンバーがしていくべきだったと思うのですが・・・そこが当時欅坂は不十分だったように思います。でも今の櫻坂、休業中のメンバーがいるのですが、バックスライブ!!でのメンバーの対応や事前アナウンスを見ているとそこは改善されつつあるのかなと思います。

【舞菜とえりぴよの尊い瞬間】

そしてライブが中止になったから2人は会えずに終わるのか?と思ったけどそうじゃないよね~。最高でした。後半の展開。
ライブが中止になったことにより、家で過ごすえりぴよのもとに二次元オタクの美結ちゃんが来てくれます。久々の登場で僕もにっこり。

そして美結の助言で「エゴサ」という言葉を知ったえりぴよは、舞菜がエゴサしているかもしれないと思って、彼女の名前をたくさんツイートするんですよね。そしてそれを見てほほ笑む舞菜・・・!!!!尊い・・・・!!!というか直接会えないからこそ想いが通じ合っている感が素晴らしい・・・!!そうエゴサと言うのは悪い方面ばかりが取り上げられがちですが、こっそり推しへの愛を囁くにもうってつけのツール!!!ああ・・・僕も呟こう。「大園玲さん大好き!!」「大園玲さん大好き!!!」「大園玲さん大好きぃぃぃいいいい!!!!!!!」

 

 

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今回の表紙は優佳。櫻坂でも優佳ポジの増本綺良というのがいます。


 

 

第27話 ドアストッパーのCM放映!!出演メンバーれお・眞妃・優佳!!(前列)

空音「ちゃむはれおのためにあると思ってるから」p.70

【イベント】

めでたくChamJam初CM!!ただしドアストッパーだしなんだかシュールだし、そもそも出演メンバー前列3人だし!!というなかなかぬか喜びできないCM出演ですが・・・。でも結構リアルのアイドルもこんなもんだよね。なんでこれとタイアップ!?魅力がこれじゃ伝わらないよ!なんで推しがでないんだ!的な。

そういった面では、今の推し・大園玲さん参加する櫻坂×サマナーズウォーのタイアップに僕は超満足しております。まぁなんでソシャゲ?とはちょっと思うけど櫻坂の魅力をよく理解した上でのCMの組み方だし、大園玲さん3列目、なんですけれどもきちんと出演して単独映像作っているし。サマナーズウォー、もうこの地点で最高の運営が繰り広げるゲームなの確定しているんだけれども何しろ僕の携帯は櫻坂の音ゲーアプリ・ユニゾンエアーで容量いっぱいいっぱいなんじゃあ・・・

でもChamJamのような地下アイドルだったら、紹介する商品全部買わなきゃ!!てなるよね。終盤ドアストッパー滅茶苦茶買っているオタクが出てきますが。

だってこのアイドルが出たおかげで売れた、って企業側に認知されたらもう一回CM来るかもだし!自分のアイドルのパワーマシマシに直結するわけだし!実際CM見てきている新規いっぱいいるみたいだし!!あとシンプルにアイドルも喜んでくれるわけだし!

こういう一つのタイアップのイベントに、オタクが参加している感・ライブ感が加わるのは、地下アイドルの強みですね。

【アイドル・オタクの懊悩】

オタクの懊悩はまぁ今回も基さんですよね。人気投票で、当時流れたスキャンダルで(自分発端)とはいえ投票しなかったから推しがCMに出演できなかった・・・。これは大変なことだと思うよ。罪深いよ。アイドルというのはあくまで偶像で、いつなくなってもおかしくな。推せるときに推せ。その定石を知ったうえでの行為なのだから。基さんのオタク活動の初心者が故の甘さが出てますね。

ただ今回のメインは、アイドル達の懊悩ですよ。

冒頭はゆめ莉。香川での仕事が増える眞妃に対して羨む気持ちと寂しい気持ちが入り混じっている。アイドルとして、緩やかな恋愛対象として。

中盤はあや。

特典会緒舞台袖で拳を一人握りしめる姿。本当小さな1コマなんですけど、ここにあやの悔しさ総てが詰まっていると思った。人気が欲しい。実質7人中6番目の人気でそれがあやは悔しくてたまらない。CMに出られないのが悔しくてたまらない。

あや「み・・・見てない・・・」p.65

他のメンバーが魅力的なのは熟知しているがそれでも可能なら自分が前列に、そしてもっと我がまま言えるならセンターに立ちたい。あや好きですね。ガツガツしている子は嫌いじゃない。ただがつがつする分、そこに幾多もの懊悩が存在してそれに苦しむんですけどね。

でもまぁ今回は空音とれおのシーンですよね。

CMが実は空音父繋がりで得た仕事だと明かされた後の、2人のやりとりが痛切なんですよね。

空音「ちゃむはれおの為にあると思ってるから」p.70

空音はこのグループはれおの為にあると思っている。武道館すら自分の夢、というよりかは、実力・人間力兼ね備えたれおがアイドルとして武道館に立つ姿を見たいから、かもしれない。自分の夢か、れおのためか。そこすらもあやふやになる程、彼女の中ではChamJamと、エースのれおの存在は密接にくっついている。

れお「・・・そんなわたしに頼らないでよ みんな頑張ってるもん」p.71

一方で、一番人気れおは、皆がいてこそのChamJamだと思っている。自分がいなくても他のメンバーは十分に輝けるほどの魅力があると信じているし、他のメンバーがセンターでも頑張れるだろうと考えてすらいる。自分と他のメンバーの人気の間に圧倒的格差が生まれているのは承知だが、各々の魅力をオタがまだ理解しきれていないにすぎず、それぞれのメンバーがその気になればセンターだって務められると考えている。

けれどそこで「れおしかいない」と言われてしまうと、自分がセンターに立たざるを得なくなる。自分しかセンターに立てなくなる。

それは、圧倒的孤独。

正直僕はこの回で、一時期の欅坂を思い出しました。

【舞菜とえりぴよの尊い瞬間】

えりぴよ「ドアは無限に世界にあるし」p.74

ドアストッパーが一つでも多く売れれば、舞菜もCMに出られるかもしれない!!

その一途な思いを胸にドン・キホーテに奔る後姿に幸あれ。

 

 

 

第28話:れなちゃん再登場!!

優佳「CM見て思ったんだよね 優佳地味だな~~~~~~~~~~~って!」p.94

【イベント】

基さんの妹、れなちゃん久々の再登場ですね!!と思ったら大学生になってて草・・・髪の毛も染めてて草・・・はぁ・・・まぁ大学生だからね!!ふつう染めるよね!!分かるよ!!空音ともね!!区別がね!!つかなくなるしね!!

かと思ったら優佳も染めてて草。まぁ優佳は・・・別にいーかな。あやちゃんが染めなければいいよ。6番人気のあやちゃんは絶対そんな気軽に染めない。ファンのことを第一に思ってくれるはずだから。あと大園玲さんが染めなければそれでいいです。大園さんの顔面は圧倒的黒髪が一番似合う。あ~でもな~。思い切って銀髪とか見てみたいかもな~でもな~やっぱ大園さんは黒味ストレート最強なんだよな~。

【オタク・アイドルの葛藤】

そして髪の毛染めた優佳に対して分かりやすくネガティブに反応するファンはわろた。分かるわ~。途中突然髪の毛染め出すとすごい勘ぐっちゃうよね~。でも僕は推しに対してはそんなことはしませんよ!でもオタクって髪色一つ髪型一つで結構反応敏感なんだよね。面白いくらいにさ。

オタク「優佳ちゃん茶髪にしたんだ。似合うね」

優佳「お!うん!だよね~~~~~~~!!ありがと!」p.96

と思えばこの一言でイチコロだったりするし。

例外の、このオタクにとっては優佳に茶髪が似合うかどうかなんてそんな問題ないんですよね。彼は黒髪ツインテールではなく、自分なりの葛藤があって染めた優佳自身を推している。ありのままの彼女を肯定するこのオタク、「ふみさん」こそあるべきオタクの姿だと思うんですがどうでしょう。どうもこうもないか。

優佳「いやなんなんだよ!オタクのために染めたんじゃないし!好みがどうとか言われても困るし!!」p.93

そしてアイドル側もフォーカスされているのは優佳。CMで自分があまりにも目立たなかったため染めたんだけれどもそれが不評でご立腹の模様。

でもそこは天真爛漫ゴーイングマイウェイの優佳らしく引きずらないのがいいのですね。

でもでもでもでも、我らが六番人気あやちゃんはこういうの鼻につくんだろうな~。オタクの反応知っているからずっとツインテールしているんだろうし。く~。あやちゃん報われない。可愛いぜ。

れな「わたしは見に来てるから・・・わたしのことは見てもらわなくてもいいっていうか・・・」p.87

あ、あとぬるっと出てきた、れなちゃんのオタク哲学もいいですね。これすげー分かる。同じ空間同じ時間を共有しているだけで十分なところあるよね。

【舞菜とえりぴよの尊い瞬間】

まあライブ中のレスポンスと、特典での接触ですね。

舞菜は、れなちゃんといるからえりぴよさんに久々のレスができた。えりぴよさんはれなちゃんいるからレスがもらえたと思い込んでいる。れな・・・お前はキューピッドなのか?

特典での接触も今回も面白かったですね。喋るタイミングがあまりにも被りすぎて上手く会話が出来なかった二人。そこを

舞菜「でもえりぴよさんとわたし・・・シンクロ率すごかったんじゃ・・・!」p.94

で取り繕う舞菜ちゃん可愛すぎる。

 

 

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ガチ勢なので大園さんのアクリルスタンド(限定・抽選物以外)すべて持ってる。

 

第29話:ChamJam東京上陸!!

れお「舞菜?眠れない?」p.111

【イベント】

扉絵は東京タワーを背景に東京見物する6人のイラスト。

そして東京での初ライブの様子も。選んだ場所は五反田。

でもこれで僕も初めて知ったのですが・・・五反田って風俗街なんですね。鴬町と伊勢佐木長者町くらいしか知らなかった。東京は深い。

無論客は来ず。厳しい現実を知るのであった・・・てか東京見物するChamJamかわいい!まぁ1ページですが・・・。

【オタクとアイドルの懊悩】

えりぴよ「可愛いね~~~~~~~顔が!!!!」p.120

また新衣装が可愛くないの草生える。僕は櫻坂・日向坂、坂道追ってるんで基本そういうことはないんですが(一部除く)、地下アイドルだとよくあることなの・・・?

えりぴよ「過ぎた時間はどうにもならないけどお金はどうにかしようとおもえばどうにかなるから!!」p.118

えりぴよさんのオタク力凄すぎる。見習わなきゃ(見習ってはいけない)。

ただまあ今回は東京でライブするChamJamメインに描かれていますね。無論ほとんど告知なしの東京でのライブはファンが来るはずもない。

でも彼女達が目指すのは、武道館。

れお「東京でやるって東京にもファンを作って岡山にも東京まで来てくれるファンの人を増やさなきゃダメよね」p.123

そうなんだよねー・・・れおちゃん。厳しいよ現実。でもそれを真摯に受け止める・・・れおちゃんはアイドルしている時以外は最近いつもこういう顔していて・・・心配になりますね。

だからステージのれおちゃんが尊いというのもあるんでしょうけれども。

加えて、池袋でライブする元メンバー所属するめいぷる♥どーる」のライブ鑑賞。小さいステージだけれどもファンは既に定着している模様。れおちゃん・・・大丈夫だよ、れおちゃん・・・うう・・・。

【舞菜とえりぴよの尊い瞬間】

舞菜「東京ってすごい!できることなら一緒に見たかったな」p.122

五反田のステージでも、ひたすらにえりぴよを想う舞菜ちゃん可愛すぎる。もうこんなん半分恋する乙女じゃん。いやもう完全に恋する乙女なのか?え?

そしてえりぴよさんの動向が気になって、車内でもツイッターエゴサする舞菜ちゃん。p.124 どんだけ奥手なの。尊いが過ぎる。

 

 

第30話:オタクも東京に上陸だぜ!!

えりぴよ「ちゃむが武道館に立つ時わたしは今よりもっと舞菜のこと好きになってる!」p.142

今までで一番いい表情してるえりぴよの1コマより。

【イベント】

オタクも五反田に上陸。

そして、いつかChamJamが立つであろう武道館にくまささんとえりぴよは足を運びます。くまささんは行ったことあるみたいですが、えりぴよは初武道館。

僕も日向坂がけやき坂だった時の「ひらがなくりすます2018」で足を運びました。感動しました。初めての武道館。初めてのライブ・・・。ああ~アイドルって本当に存在するんだ~~~って思いましたもん。アイドルの柿崎芽実を生で見られたという地点でもうあれは行って正解だったな・・・あの一年は本当けやき坂に支えられた一年だったなぁ・・・。

そしてChamJamの方は間違えて東京武道館に行ってしまうという・・・。

でも、そこで、

彼女達は

吉川「このあとちょっと時間あるけど武道館行ってみる?日本武道館の方」

れお「うーん わたしは もういいかな・・・

どうせ行くことになるんだし

次はその時で」pp.152-154

その時を、

世界を越えて時空を超えて、

誌面越しになってしまうけれども、

見せてくれ。ChamJam。

【アイドル・オタクの懊悩】

秋葉原のネカフェに行った基さんが一番懊悩しているの草。人気が出るのをさみしい、って思うの凄く分かるよ。僕も日向坂が3rdから4thに掛けてどんどん大きくなって出演番組どんどん増えていくのを嬉しい反面ちょっと寂しくも思っていたから・・・無論今でも大好きなんですけどね。

でもこの調子じゃあ、基さんオタク続けられるのかな・・・。離脱しそう。

他のみんなは気持ちがぴたりと一致していて・・・30、という切りのいい数字でもありますが素晴らしい回でしたね。

目指すは、武道館。

【舞菜とえりぴよの尊い瞬間】

舞菜「わたしたちはファンの人がいないと生きていけないんだなって思いました 東京で」

えりぴよ「きのうもずっと舞菜ちゃんのこと考えてたよ

きのうよりも今日もっと好きになったから

明日はもっともっと好きなんだろうな」pp.148-149

ぐぶふぁっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

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BANのアクリルスタンド。最近届いた。

年々進化を遂げる欅坂(櫻坂)のアクリルスタンド。

めちゃくちゃいいのでみんな買いましょう。

 

 

以上である。今回もなかなか最高の巻だった。

というか、櫻坂のバックスライブの開催日と合わせて読んでいたから、なかなか思い極まって文字数増えてしまった。

 

ChamJam・・・果たして本当に武道館に立つ日は来るのだろうか来るんだろうなあ!!!いや~続き気になりますね。

 

 

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あ、あと実写化もするみたいですね!

どうなんだろ~?キャストって本物の地下アイドル使ったりするのかな?

それとももう有名なアイドルとか?

僕としてはAKBの無名の子達使ってほしいと思ってる。特にチーム8とか。でもそうしたら荒れそうだしなあ・・・。なかなかChamJamのキャスティング悩みどころだよね。

えりぴよは・・・恒松友里さんとかがいいな~。

 

***

 

追伸

櫻坂のBACKSLIVE開催日に読んでいたので、ついつい坂道関連の話が増えてしまったが赦してほしい。

 

***

 

 LINKS

 今までの巻の感想

tunabook03.hatenablog.com

 

 

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見ていた「バックスライブ!!」の感想

3日間有休をとり配信全日見ていた。グッズもついつい1万円ほど買ってしまった。心酔していた。

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今のロック画面は、バックスライブのキャンペーンでゲットした大園さんです。

 

*1:山脈と山脈にはさまれているため。風で流された雲は山頂でざーっと雨になって降るので、そのまま降りてきた風に雨雲はあまり残っていないから。フェーン現象で検索。

*2:普段3列目に並んでいるメンバーによるライブで全員がセンターを務めたもの。6g津16-18日に開催された神ライブ