小さなツナの缶詰。齧る。

サブカルクソ女って日本語、すごく好きだったよ。

「mina 2020-SEP」‐夏に読んだ雑誌について。-

 

 

 

 

夏も気づいたら終わってたね。

 

 

 

 

mina 2020-SEP」(主婦の友社 2020年)の話をさせて下さい。

 

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【概要】

自宅まわりを散策して楽しむことが増えた週末に合わせて、

mina9月号ではお散歩にぴったりな「ご近所」服をたっぷりと紹介しています。

そして後半の大特集では、おうち時間がさらに充実するお取り寄せできるおいしい名品がこれでもか! というくらい登場しているので、見逃さないで。

 

公式ホームページより

 

【読むべき人】

・平日は平日、休日は休日と分けて考えたい人

・週末に生きがいを求めている人

・雑誌における「オフィスカジュアル」を必要としない人

 

【感想】

気づけば夏も終わっていた。

すっかり照り付ける太陽は姿を隠し、

どこかのほほんとした日差しは何処か心地よい。毎年の「夏」がこれくらいのレベルだったらいいのに。

出勤もだいぶ楽になった。引っ越してから20分徒歩通勤なのだが、つい先月までは職場で「雨降ってた?」と言われた汗の量が、最近はギャッツビー3枚で終わるのがいいですね。

そんな夏に読んでいた雑誌はこれでした。ミーナ。

 

つい3年くらい前まではだいぶ系統が違った覚えがある。

どちらかというと「赤文字系」で、cancanとかとバチバチにやっていたような気がする。ロゴ文字もたいてい薄いピンクだったよ。

ところがここ最近ガラッと系統を変えて今やすっかりSPRiNG、miniと並んで「青文字系」の代表格。というか、この3誌以外の「青文字系」がなくなってしまった。soup.とか。

SPRINGとminiは宝島社だから実質今の青文字系は宝島社・主婦の友社の二社に支えられていることになる。心細い。大手三社どこか雑誌作ってくれないものか・・・まあ厳しそうだけど。もう少し年齢行けば大手集英社の大正義LEEが出てくるんですけどね。

やっぱり中途半端な流行追いかける青文字系よりかは、FUDGEとかCLUELとかそっちに行く人も多いのかな。あそこもあそこで同じ会社で読者とりあってて何がしたいのかよくわからんけど。CLUELとか大丈夫なのかな。あれ。

やっぱ赤文字系から青文字系になったのって、編集プロダクション会社設立の影響が大きいのかな。なんか「夕星社」というところがこの編集をやってるんですよね。夕方に星と書いて「ゆうづつ」。数年前に独立したんだったかなんだったか。まあ夕星、と名前を掲げる会社が流行キャンキャンするとは思えないし。

閑話休題

そんなこんなで、初めて買った雑誌minaで夏を過ごしたのである。

 

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とにかく「勉強」になる雑誌だなあと思った。

にファッション。例えば着こなし・着回しはもちろん、ブランドの歴史紹介してくれるのは嬉しい。何か分からないまま着るより何かちゃんと知って着た方がファッションは絶対楽しいと思うから。

連載でも「週末メンテ」はえ~となることが多い。はえ~。そうだよなあ。いい女ってお洒落な服を着ている女じゃない。自分をちゃんとメンテナンスできてる女なんだよなあ。

ただ期待していたカルチャーページが若干残念かな。お取り寄せに紙幅を費やしすぎ。確かに、全国に読者がいること・コロナ禍において外出が難しいことを踏まえての特集だとは分かるけれど、それでもちょっと多いかなと思う。そんなにみんなお取り寄せに興味あるのかしら・・・。僕はないです・・・。

 

以下簡単に各特集感想を書いていく。

 

夏が来た。:浜辺美波

この子は華がありますね。でもどこか親近感が持てる感じも良い。てかなんでも似合うな。なんで。

少し前までは「白の浜辺美波、黒の広瀬すず」でしたが、最近は「白の浜辺美波、白の広瀬すず」になりつつありますね。なんでや。黒の広瀬すずはどこ行ったんや・・・。

 

ぶらり、ご近所服と。

No.1 Tシャツ モデル:堀田真由

一番気合が入ってるページですね。Tシャツ着こなしぶらりとひとり街をめぐる堀田さんは凛としていて、「私達ももしかしたら第三者から見たらこういう存在なんじゃないかしら?」と読者に思わせるにはいい塩梅。

特にパックTの比較記事は勉強になった。厚さ重さ首回りとか気になるところ5項目に分けて全て比較。

ちなみに僕も今年初めてこの「パックT」を買いました。ヘインズのやつ。

思ったより薄かったなあ・・・。うーん。ユニクロTのが好きかもしれないと思った。

でも来年はこの記事に掲載されている「UNIVERSAL OVERALL」というやつに挑戦してみようかしら。

No.2 ハーパン モデル:比留川游

比留川さんは何着てもカッコいいですね。

ハーパン・・挑戦しようと思ったけど挑戦しなかったなあ。やっぱ脚の毛のね、処理がねまあね、うんね。うん。あと昔からかに刺されがおおくてさらによく転ぶので見せてもね。まあね。まあうん。

そんな私でも「お、GAPなら」と一瞬挑戦しようかなと思わせてくれる、GAPのハーパンに特化したページは良かったと思います。

あとイラストと服の写真が合体したページも面白いと思った。アウトドアブランドの歴史紹介しているのも良い。アウトドアブランドなんだかんだよく分からないからね。要するに全部アメリカの登山家が作ったストリートウエアでしょ?

No.3 ワンピース モデル:比留川游

ブラックワンピースは3年くらい前から挑戦したい挑戦したいずっと思ってたんですけど挑戦せずに今年の夏も終わりそう・・・ぴえん。

黒い裾をひるりと翻して凛と歩く女になりたいんだ、私は。

どこを歩くの。どこに向かうの。かは分かんないけど。

No.4 ポロワンピース モデル:芳根京子、千国めぐみ

ポロワンピって結構着回しが効くんだなあ。下にスカートとかパンツ履くスタイルはあこがれるよね。

「SCYE BASICS」サイのロゴのワンピースは可愛いと思った。けど24000円かあ・・・。うーん。

No.5 GLASSES モデル:堀田真由、千国めぐみ

金子眼鏡に特化した特集は新鮮。

確かに、この年代(いま26ちゃい)になってくると、ちょっといい眼鏡欲しくなる。30000くらいするやつ。

かと思えば最後はリモートで映える眼鏡をJINSZoffから紹介していて、ロープライスの眼鏡もカヴァー。自分の金で、この二社からしか眼鏡は買ったことないという人も多いだろうからね。僕とかね。親切。

4ページにしてこの読み応え。とても良い特集だったと思う。

No.6 スナップ

スナップはプロのスタイリストじゃなくて、

モデル自身、所謂アマチュアのスタイリストがスタイリングするんで、

「うーん???」ってなるコーデが多いんですよね。惜しいというかなんというか。

でも、同じ場所で撮影する定点観測という視点は、モデルの個性が見えて面白かった。あと公園で読んでいる本の内容紹介とか。

分かるよ。お洒落な服着たら賢い本読みたくなる。

 

大人の自転車、はじめよう。

自転車でもいろんなおしゃれなブランドが今出てるんですね。ちょっとびっくり。

あとデイパックの特集あるのはいいね。

分かるよ。デイパック背負うとちょっと元気が出るよね。

それがたとえ無印の3000円のやつだとしても。(僕です)

 

おうちでおいしくお取り寄せごはん

いろんな種類の「お取り寄せ」食べ物を紹介する規格である。

各食べ物のページの感想を簡潔に書いていく。

01:餃子

友達がいないのでひとりで食べます。ひとりで餃子を食べると寂しくなります。なので無縁の食べ物です。

あ、でも12個入り100円のは時々買ってスープに入れます。そういう食べ物です。スープに入れると大抵同じなのでわざわざ取り寄せようとは思いません。

02:贅沢お肉

贅沢お肉を買うお金があるならば、書籍を買います。河出書房新社から出ている世界各国の怪談集を買います。スーパーの豚肉で僕は十分です。

03:ご飯のおとも

米櫃がまだ買えてないのでご飯がまだ炊けません。

04:ピリ辛おつまみ

友達がいないのでおつまみを比較してあれこれいう楽しい時間はありません。金麦とチョコで一人ベランダの隅でもちょもちょやるだけで十分です、庭。

05:優秀ドレッシング

コンビニのカット野菜には、キューピードレッシングがよくお似合いです。かわいいし。

06:究極のラーメン

おとりよせするくらいなら、美味しいラーメン屋に行きます。あれは場所の効果もあって「美味しい」と感じる食べ物だと思うので。

07:こだわり調味料

まだ塩と砂糖がないので、こだわる前に多分まずそこですよね。

08:パンに塗るもの

実はそんなに食パン好きじゃない。ロールパンナちゃんのが好きですね。

09:ちくに御膳

つや姫はちょっと食べたくなった。米櫃買おうかな。

 

とっておきのかき氷のはなし

かき氷を買う金があるなら、定食を食べて栄養バランスを整えたいです。

多分しばらくは無縁かな。一緒に行く友達も彼氏も彼女もいないし。はい、このお話はかき氷器にいれてじょりじょりしましょうね。

じょりじょり~がりがり~。

 

この夏、極めたいのはニュアンスネイル

どうせ誰も見ないのだから、足の爪は自由に塗りたいと思った。

安いのは300円くらいからあるらしいし、ちょっとやってみようかな。(多分やってみない)

 

mina女子のおしごと事情。

オフィスカジュアル一切特集されていない雑誌だから、フリーター読者が多いのかなと思ったら、なんと正社員率80パーセント。

しかも約8割の人が一人暮らしをしてるんだとか。

MOREとかwithとかより、逞しい女子が意外と多いのかもしれない。

多分仕事に疲れたときに、雑誌で疲れたくないから、

休日に特化したminaが正社員女子(一人暮らし)によく売れてるんじゃないか。

という分析。

まあ分かるよ。雑誌にまで「仕事!」「結婚!」ケツ叩かれたくないよね。

 

連載

Maison de mina:ドレス可愛いと思った。

週末カフェ:カフェのページなのに飲み物はおろかコップすら写さないのは新しい。

週末メンテ:電気シェーバーのうちどれを買えばいいの。

LINELIVE:パッチンピンは可愛いと思って、この前雑貨屋で半額に案っていた物を買いました。あとこの女の子はbltで惜しみなく脱いでくれたから好き。

マススタイリング:増田君は年取るごとにどんどんカッコよくなってますね。この1ページも超かっこいい。多分この1ぺーzのためこの1冊買うファンがいるんでしょうね。

Holiday mina

謎解きゲーム:僕に友達・恋人がいない最大の謎を解くゲームで忙しいので・・・。

わざわざ映画:全部ミニシアター系で、静岡市でやっているのはなかったので・・・。ハニーボーイはちょっと見たいなと思ったけど。

どこでなに張く?:ここで初めて米津玄氏の新アルバムの存在を知る。

でぃ~ぷな韓国:ビーズはいいかな。若い子は韓国好きよね。

大人女子の漫画道:ミステリと言う勿れは最新刊この前買いました。

全国おしゃれなさろんはおしゃれな場所を知っている説。:奈良にもお洒落な場所ってあるんだ(偏見)。ケーキがちょーかわいい。

缶つまでサクッとおうちのみ:缶つまを買うほどのお金の余裕がない。アイスとかケーキとか買うのに忙しいので。

偏愛!:カセットテープ

これはすごいニッチな世界だなと思った。どうやって聞いてるんだろ。あと部屋、綺麗なのかな。ごちゃついてて、絶対面白い部屋だと思う。

偏愛!:ボードゲーム

友達以下略

インタビュー:村上虹郎、芋生悠

最近名前見るけど何度見ても「いもい」と読んじゃう。

 

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以上である。

結構「勉強になる」ページが多かった。

厚さも丁度良い。MOREはちょっと厚すぎるんだよな・・・。

 

じゃあその次もこれ買ったんですか?といったらいいえ、MOREを買いました。

やっぱり、季節の変わり目はトレンドとか一応目にしておこうかなって・・・。

でもその次はまたminaでもいいなあ・・・と思っている次第。

 

そういや最近LARMEも復刊しましたね。

創刊者が戻ってきたんですよね。

これはファッション誌というよりかはアイドル誌としてチェックしておきたいわね。

 

 

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LINKS

minaに出てたかなみちゃんが容赦なく脱いでくれたbitの感想です。

 

tunabook03.hatenablog.com