小さなツナの缶詰。齧る。

サブカルクソ女って日本語、すごく好きだったよ。

「MORE 9月号」-本田翼、君臨-


本田翼、降臨。


「MORE 9月号」(集英社 2018年)の話をさせて下さい。



【読むべき人】

・本田翼が好きな人
・夏-秋コーデが気になる人(ファッションページがなんと80ページ!!
・肌!!!と髪!!!が気になる人

【感想】
本当は買わないつもりだった。今月号。
ニートでお金ないし。

でも表紙。
右横にこう書いてある。
「本田翼、モアモデルになりました💛」

思った。
これからMOREを買い続けるにあたって、
本田翼の登場は一つの転機となるだろう。

逃せない。

今は人気が佐藤栞里岸本セシル二大巨頭になっているが、
去年までMOREにはもう一人、
圧倒的人気を誇る(と思われる)モデルがいた。

佐藤ありさ

彼女のくしゃっとした笑顔は数多くの女性読者を虜にし、
毎号MOREを撮る右手に、躊躇いは一切なかった。
けれど彼女はもういない。

サッカー選手の長谷部誠選手と結婚したからである。
そのため、今欧州にいる。
ちなみに子供も生まれた。

祝うべきことである。
めでたい。
彼女の結婚特集の記事も一文字逃さず読んだ。
純愛で、長年のお付き合いをした後の結婚。
「おめでとう」
心からそう言える。

だが、彼女が出なくなってから、
MOREへの購買意欲が下がっているのは否めない。
前までは毎号ほぼ発売日に購入していたが・・・
今では発売2週間後くらいに買っている始末。

このまま、ニートも相まってMOREから徐々に徐々に遠ざかっていくのだろうか。
そう思っていた。

が、
まさかのここでの彗星、本田翼。

見てほしい。表紙。
もうこの表情一つで分かる。
ああ、彼女は優れたモデルであると。

実際に、特集「本田翼モアもアデルになりました💛」pp.30-36を見てみると・・・
「・・・・non-noを牽引しただけあるな」
一つ一つの表情がキラキラ輝いて見える。
くしゃっとした笑顔やそっと目をつむる表情も素敵だけど・・・
ポージング。
彼女は、ポージングがいい。

だる〜んコーデにはへにょへにょと、
サロペットにはぽっけに手を突っ込んで背筋を伸ばす。
服が何倍も魅力的に見えるような、モデルに不可欠なそのセンス。
それにチャーミングな表情だから・・・
たまらない。

もう一つ、出ている特集がある。
「私たちのための『ティファニー』collection」pp.62-66

所謂ジュエリーの広告記事である。

ジュエリーの記事(もしくはメイクの記事)は、
そのジュエリー自体を大きく見せなければならないため、
自然と距離の近い写真になる。
肉薄。
顔が大きく映る分、
表情の表現力が求められる。
服の彩りがない分、表情が乏しいととてもつまらない記事になる。

それを彼女は・・・難なくやってのける。
一つ一つめくるめく、変わる彼女の表情に僕はくぎ付けになった。
素晴らしい。
素晴らしいモデルだ、彼女は。


付録は未開封派。

ちなみに今回本田翼以外で気になったのは、「私をアゲる秋コスメしか欲しくない!」pp.110-117唐田えりかp.112
彼女は今年の春に所属した新人モデルである。
見ていて先輩モデルと比べると、見劣りする部分も多い。
だが、このp.112の写真。
の、ポーズ。
挑戦してるな、と思った。
同時に彼女のモデルとしての成長が垣間見えるような、
そんな一枚。

記事内容も今回は割と良かったように思う。
「服!!」「髪!!」「肌!!」
女子が気にする部分全部詰め合わせ。

ただ、ロープライスの記事
「8大出来合いブランドの毎日好かれっぱないコーデ図鑑」pp.66-72
では、
ちゃんとポーズがとれる
ベテラン勢のモデルをいれてほしい。
このページだけ、どうもチープに感じられる。
ユニクロのチラシじゃぁ、あるまいし。

以上である。
今回はやはり本田翼。
本田翼に一本取られた。
これから毎号、
佐藤栞里岸本セシル内田理央に加えて見れるのかと思うと・・・。

来月もMORE買っちゃいそー!!!

あ・・・あと、別に今月号買ったのはLAWSONの欅坂キャンペーンで700円以上買うとくじがひけるとか違うから!!そ・・・・そんなんじゃないですコポフヌゥ!!!


2年前の9月号。この表紙はMOREの中で一番好き。

ちなみに、
過去の「MORE」の記事はこちら。

「MORE 7月号」
「MORE 6月号」