小さなツナの缶詰。齧る。

サブカルクソ女って日本語、すごく好きだったよ。

「CLUEL voi.40 AUGUST 2018」-スタンダードは可愛いから、「スタンダード」-


スタンダードを愛したい。

「CLUÉL voi.40 AUGUST 2018」(ザ・ブックス・パブリッシング 2018年)の話をさせて下さい。




【コンセプト】

フォーエバーガール 永遠の乙女達へ

【読むべき人】
スタンダードな服が好きな人
・自分の好きなものを着たい人
・長く長く使い続ける物の使い方をしたい人
・オシャレな東京スポット行きたい人(大人の東京クルーズ 最新ショッピングガイド!!)

【感想】
クルーエルである。

クルーエル、といえば
日本手広くどこの本屋でも見かける雑誌であるけれども、
外国人女性のモデルを多く使ったちょっとおしゃれな雑誌。
スターバックスで読みたい雑誌。
読んでるだけでなんかワンランク上な雑誌。
ワンショルダーなんてせんでええんやと思える雑誌。
自分の好きなものを肯定したくなる雑誌。


そう、つまり最高の雑誌!!なのである。



今月号は買う予定がなかったんだけれども
なんとなく買ってしまった。油断した。
「大人の東京クルーズ 最新ショッピングガイド!!」

という文字が見えたからである。
ずるい。
ずるいよ。
今月は本田翼ちゃんがデビューするMOREを買う予定だったのに。

けれどメインの
「大人の東京クルーズ 最新ショッピングガイド!!」は、
まさしく大人で東京でクルーズでショッピングガイドしていて、
思ったより最高だった。
服の店は勿論、
日本茶の店、
飴細工の店、
かごバッグの店、
朝ごはんの店、などなど。
行ってみたい!食べてみたい!!買ってみたい!!!
ってお店がいっぱいなのだ。
あー。
最高だった。



あと「パリジェンヌのお洒落を盗め!!」も良かったな。
パリの人たちはあまり流行に左右されない。
自分達の好きなものを好きなように着る。
スタンダードを自分流に着る。
そういった着こなしは、
体系や髪色肌色こそ違えど
我ら日本人にも十分参考になるところが
キラキラあって、良かった。

あと「GOOD GOODS for SUMMER GIRL」も良かったな。
地味になりがちなコーデにキラキラを。

以上である。
うっかり買ってしまった。
でも、東京ガイドにたくさん行きたいところが見つかって、
服を着たくなって、
良かった。



ちなみに、似た系統の雑誌で「FUDGE」というものがある。
感想はこちら。
少し前の号になるが。

FUDGE,CLUÉL共に、
どちらも扱うのが高級品が主で
モデルも白人だから
これらを「買おう」と思う人は少ないかも。
でも、こういった雑誌は買える買えないじゃなくて、
「こういった着こなしがあるんだな」
「こういうブランドがあるんだ、おもしろい」
「この着こなしはなかなか厳しいって」

くらいがいいと思うのだ。
そうやってぺらぺらめくっていたら、
自然と、
白人ガールが並ぶ誌面にも
着たい服のところに目が行くようになる。

特に、
流行ものをばんばか買って捨てることに、
躊躇いがある人
にはお勧めしたい。
スタンダードな着こなしが多いのと、
何年か持つような、
君が知らないブランドがたくさんたくさんあるはずだから。

あと1ページ1ページ、シンプルに、キュート。

ちなみに、この2つが似ているのは、
FUDGEの編集者が独立して作ったのがCLUÉLだからだそうな。



バックナンバーも、一冊もっているけど、
ページ数比べたら30ページも減っていた。
不景気ケーキ。
甘くない。