小さなツナの缶詰。齧る。

サブカルクソ女って日本語、すごく好きだったよ。

「アニメージュ 7月号」-プリキュア200%!!制作秘話&インタビュー!!-


これ一冊でヲタクできるぞ!!!

アニメージュ 7月号」(徳間書店 2018年)の話をさせてください。



【読むべき人】
Hugっと!プリキュアが大好きな人
・ヲタク
・アニメが好きな人

【感想】
Hug!っとプリキュア
というのは、
プリキュア史上1、2を争う傑作で、
もう僕の心を掴んで離さない素晴らしいアニメである。

「きゅあえーる、がんばえーっ!!!!」
もう、僕の中の幼女
見ているだけで、たぎる。
興奮する。


推し、キュアエール

そんなアニメの特集号・・・。
悩んだ。
1200円。
僕無職。
悩んだ。
でも表紙がかきおろし。
悩んだ。
でも、クリアシートついてくる・・・。
「ふ・・・・ふにゃぁあああああああっ!!!!!!」
気づいたら・・・手に取ってました。



クリアシート。
なんと、驚け。
なんと、五人分。1人1枚ついてきていて・・・。
「ああっ・・・!!!!ああっ!!しゅごいよぉ!!!!しゅごいよぉ!!!!!!」

買ってよかった。
あと、同じイラストの特大ポスターもついてきてて、
僕は決めました。
「おちごとついたら、へやにはりゅ!!」

中身も凄い充実してた。
っていうのも、
「ふにゃ〜!!!よむのたいへん〜!!!!」
アニメージュって基本字、ぎっしりなんですよ。
もうありえないくらい小さい字がこまこまこまこま並んでいるわけです。
自然と、インタビュー記事も分量が多く、濃いものになる。
ただ、ちょっと・・・さすがに
24の僕でも目がちかちかするので字を大きくしてくれヒヤシンス・・・。
「あと、文字は大きめにね!」p.18
という新房昭之監督のお祝いコメントも小せぇ・・・。


キュアアンジュ

今回プリキュアでは、5つ、記事が集中して掲載されています。
以下、簡単に。

●仲良しデコボコ対談
キュアマシェリ役:田村奈央
キュアアムール役:田村ゆかり

夏に出てくることの多い
追加プリキュアを演じる2人へむけたインタビュー。
田村さんが田村さんをゆかりんさん」
それに対して
田村さんが田村さんを「なおちゃん」
p.23

と呼ぶエピソードから始まる記事は、
もうHug!っと最高。
演じる時の苦労はオーディションの話、
またセリフ・キャラについての思い入れ等々。
特に、歌手としてもキャリアの長いゆかりんさんが、
歌うシーンでの苦戦は必読。
そうやって演じていたんだなぁ・・・って。

●クライアス社対談
チャラリート役:落合福嗣
パップル役:大原さやか

敵役2人へのインタビュー。
いいよね・・・。
こういう、敵役へもがっつりインタビューしているところがもうたまんないよね・・・。
特にこの2人はいわゆる「雑魚キャラ」のため
物語の序盤で大活躍するキャラクターで、
2人がキャラクターに対しての思い入れを語る。
アフレコの時に、声優達がどのように座るか話してたのは、面白かったなー。
ゆかりんさん(笑)
ちなみに、ここで出てきてる落合福嗣」君は、
あのテレビに出てた落合福嗣です。
僕の中でははじめっから「ギャグ声の若手声優」で定着していたから、
昔テレビ出てたとか聞くと、逆に意外。


キュアエトワール

●インタビュー:川村敏江(キャラクターデザイン)
Hugっと!プリキュアキャラクターデザインの川上さんへのインタビュー。
プリキュア5人のコスチュームを中心に解説してます。
キュアエトワールの、意外なデザインルーツにびっくり。
まぁ・・・確かに、帽子が・・・そんな感じか?
あと魔法少女アニメで毎度話し合われる
リップ問題について言及。
塗り方にこだわっていたとは・・・。
はにゃーん」

●メインスタッフ座談会
佐藤順一シリーズディレクター
座古明史(シリーズディレクター
坪田文(シリーズ構成)
内藤圭祐(プロデューサー)

制作側の裏話コーナーである。
2人の追加キュアについての思い入れやエピソード、設定についてや
プリキュアや敵、両方のキャラクターのネーミングについて、
しっかり語ってくれている。
やっぱ、
こういう名作っていろんな意図や哲学があって
世に出ているんだなぁ・・・と。

しみじみ。


●「ふたりはプリキュア!」
西尾大介シリーズディレクター
鷲尾天(プロデューサー)
Hugっと!プリキュア」は15周年記念作品でもある。
ちなんで、初代「ふたりはプリキュア!」のプロデューサーに当時の話を聞く。
「守る」という言葉にずっと注意を払っていました。 p.34
言葉使いへのこだわりから始まる、
終始一貫したコンセプトや、
造語プリキュアの誕生について振り返って語る。
これを読んだら絶対プリキュア見たくなる。


追加キュア1 キュアマシェリ

他のアニメについてのインタビュー記事も
ぎっしり、みっちり書かれている。
基本どの作品も2ページ
「書き下ろしイラスト&インタビュー」構成されている。
雑誌は基本一文字逃さず読む。
というのが信念なので最後まで読んだけど・・・。

こんないろんな作品扱う必要あるのか。
なんかどれもプロデューサーへのインタビューばかりでつまらない。
好きなアニメが特集されていると言えど、
2ページだけだったら手は伸びない。
せめて作品数を減らし、
1作品に6ページは割くべきなのでは。
そんな作品扱うのであれば、
アニメ化が射程にはいっているソシャゲ扱った方がいいのでは。


追加キュア2 キュアアムール

以上である。
扱う作品数を減らし
(その分1作品当たりのページを増やし)
文字を大きくし
記事をもっと熟慮してほしい。
あとページ数減らして値段易くしてほしい。
1200円はアニメ好き中高生買えないって。
せめて1000円。


どうも、
読者に対する配慮が少なく感じる。
他にアニメ誌が多く出ている今、
今のままで50周年を迎えられるとは僕は到底思えない。
読者に対する配慮の欠如を感じる。


唯一もってるプリキュアグッズ、キュアムーンライト

なんか幼女で始まって、
クレーマーで終わったなあ・・・。