小さなツナの缶詰。齧る。

サブカルクソ女って日本語、すごく好きだったよ。

「NYLON JAPAN 2015 June no.133」-itガール、111のカルチャー-


頑張ってる女の子って何考えてんだろ。

「NYLON JAPAN 2015 June no.133」(カエルム 2015年)の話をさせて下さい。


111人の女の子が表紙。

【概要】
ファッション・カルチャー・舞台・歌・インスタ・・・・
様々な分野で活躍するガール達総勢111人にインタビュー!!
愛すべき💛サマープチプラブランドOLDNAVYのファッションページもあるよ!!

【読むべき人】
・インスタ等のSNSで輝く女の子たちに関心がある人
itガールをおさえておきたい人(3年前だけど)
何か始めたい人

【感想】

静岡の古本屋・水曜文庫で買った、いわゆる古書。
3年前の雑誌だったけど、
なんか何もやる気がわかない僕は
同年代もしくはそれより下の輝く女の子たちを見たら元気出るかな
なーんて甘い考えを垂れ流しつつ手に取った。



初めの方は1人1ページ、終盤になると1ページ5〜6人になるんだけど、
シンプルによくもまぁ11人も取材して記事にしたなぁ・・・と。
これが月刊誌の普通の号というから恐ろしい。
中条あやみちゃんから始まって、emmaちゃん、清水富美加ちゃん(カミングアウト前)IKUMIさん、池田エライザちゃん等々。
「アートディレクター」や「スタイリスト」等カタカナ系の文字が並ぶ職業にも密着している。
海外で注目を集めているガールも多く掲載されていて、
彼女達の個性的なファッションと作品は知らなくても、
読んでいるだけで、面白い。
「私はこう思っている!!
こういう未来を実現していく予定よ!!!」

彼女達の叫びは力強い。

特に僕に刺さったのはこの2人。

5/111 MIYU YAMANO
山野美結ちゃんというお洒落な子が古着屋さんをめぐるページ。
なんというか・・・こうやって一人のおしゃれな女の子の買い物ルートをめぐるページは最近の雑誌ではめっきり見なくなったので、新鮮だった。
それぞれのお店も「東京の古着屋」が強くて見ていて楽しい。
僕も過去に一回古着屋巡り、したことあるんですよ。
中目黒と代官山の。
いやー、買えなくてもすごく楽しかった。
見たことない服がいっぱい並んで、
かつ店員さんもなんか変な人多くて。
その時を思い出すようで・・・ぐっときたページです。
掲載されてる古着屋さんもいつか行ってみたいなー。
系統は違うけど、絶対楽しい。



47/111 KOYABU KAZUTOYO
小藪一豊。そうです。あの芸人の。
今では芸人業のかたわら、
バンド・ジェニーハイのドラマーとしても活動してるけど、
JJ等でもモデルやってるんだよね。今も。
なんか「かずにょろ」とか自称して。
「きっも」
僕は思ったね。美容院で読んだ雑誌で見かけたんだけれども。
そんなかずにょろが男性で唯一111人の中で今回の特集に参加してて、
印象に残ったてのもあるんだけど、
僕が刺さったのはこの言葉。

「おしゃれだとか可愛いってことは、足が速いとか話が上手いとか、100人1首が全部できるとか、そんな長所のひとつでしか無い。もっと何のために生まれて来たのかを考えるべき。なぜ私は生きているのか。
(中略)
この世のパーティにちゃんと貢献することが、女子として人間として素敵やなと思います」
(p.121)

今の僕は、何も貢献してない!!!
何も!!!
何も!!!

あせった。
僕にできることはなんだ。
文章力活かして編集者か?
そもそもなぜ編集なんだよ。
それは。
幼い時読んだ雑誌が面白かったから・・・・。
雑誌という文化を未来に残したい。
だから・・・。
でもなぁ最近声優になりたいとかも思っちゃってんだよなぁ・・・。
と、なんか自分のルーツ、振り返ってしまった。
パーティや借金のたとえも出てきて、
僕はちょっとぐっときてしまった。
うーむ。
宣伝会議セミナー、申し込もうかな・・・かれこれ5月終盤現在、1か月は悩んでるんだけど。
逃避していたじぶんのことを鑑みた。
ので、この記事呼んで以来僕はかずにょろのこと尊敬してます。



他にも様々な特集が。
OLDNAVY特集ではサーフ系のファッションが並び、
木村カエラさん&水島希さんの連載、島崎遥香ちゃんのファッションページ、
高畑充希ちゃんのインタビュー記事等々。
伊野尾慧君のグラビアは良かったな。
なんかシンプルで新鮮だった。
あと「メキシカンパーカ」(p.177のグラビア)とやらが似合ってますね。
表情も活き活きしてていい感じ。
やっぱ3年前だとちょっと若いね。

あと、連載されてる漫画。
LiLy×Naomi Lemon「青春、残り5分です」
の最後の言葉が怖かった。
今僕は何もしてない。
ああ
しなきゃ。


以上である。
非常に読み応えある特集だった。
けれども、思いのほか、
今の僕を啓発するかのような言葉が並んでいて、刺さった。



彼女の名前はロットちゃん。
このブログのアドレスの由来。


ちなみに今のNYLON、店頭で見かけたんだけど・・・・薄くなってるのね。
紙質はよくなっている印象受けたけど・・・
うーん。雑誌売れないから仕方ないのかぁ。


***

未完成の記事をあげてしまってたみたいですね。
ミュシャの本を読んだんですよ。
とてもいい本だったんで、
また上げなおしますね。

ただタイトル適当に本文中からとってきた結果愛国心を刺激」って。
やべぇよ・・・やべぇ人しか集まんなさそうだよ。