小さなツナの缶詰。齧る。

サブカルクソ女って日本語、すごく好きだったよ。

「月刊 ビー・エル・ティー 2018年 1月号」-けやき坂46を、君は知ってるか-


僕は、日本のアイドルが好きだ。

アイドルという、存在が好き。
歌・ルックス100パーセントなんて、正直僕は心の底から求めていない。
求めたら、そりゃ僕でも外国の若手アーティストとか韓国のグループに流れるさ。
視力0.1未満の僕でもわかる。韓国の女の子の方が脚が長いし、顔もいい。笑顔も100パーセント完璧でどんな服でも着こなしちゃう。スーパーウーマン。ワンダーウーマン本当に凄いと思う。

でも、僕が見たいのは、より高みを目指す若者の姿なんだ。
ちょっとスタイル悪くて、顔もコンプレックスあって笑顔が苦手で、歌が下手でも、次のステージへ仲間と一緒に走り出して向かっていく。全力で。
そういう姿が好きなんだ。
韓国の娘達は100パーセント過ぎる。僕には完璧すぎる。
だから、僕は日本のアイドルが好きなんだ。

・・・前置きが長くなった。
そんなわけで、そんな僕が今一番気になってるグループが、
けやき坂46だ。

『月刊 ビー・エル・ティー 2018年 1月号』(東京ニュース通信社 2017年)の話をさせて下さい。



【内容】
けやき坂46 全メンバー1人1ページ・クリスマスグラビア
工藤遥モーニング娘。17)ソログラビア・メンバーへのメッセージ
他 土屋太鳳、鈴本美諭(欅坂46)、井上小百合乃木坂46)、NGT48(荻野由佳、山口真帆宮島亜弥)etcetc

【僕にとってのけやき坂46、と、感想とか】
元気をもらえた。特に2期生達が雑誌でがっつり紹介されているのを初めて読んだので、大満足。
1人1ページがっつり割いているのもよくて、
1期生【ニット×タイトショートスカート】
2期生【赤×緑(一部紫)】

と統一感を持たせているのも逆にメンバーの個性が分かってよかった。
一人ひとりの「クリスマスどう過ごすか」「オーディション受かった時どうだったか」という質問も個性が出ていて満足。特に、渡邉美穂ちゃんの「覚悟がきまってた」という言葉は、心打つ。推せる。

・・・。
ここまで読んだ人は思うかもしれない。
欅坂46ではないのか」
違うのだ。
1期生が欅坂46。メンバーは現在21名。
そして2期生・3期生がけやき坂46(読み方:ひらがなけやき)。メンバー総勢20名。
そう、いわゆる2期生・3期生で組まれたグループ、という認識でOK。
選抜、という制度を欅坂は取っていない。1期生全員ステージに立つ。その代わり2期生・3期生は「けやき坂46」で活動する。各々全員でステージに立ち、歌い、踊る。
「不協和音」「風に吹かれても」を歌っているのは欅坂46。つまり、1期生全員。よく聞く平手ちゃんも1期生。
ここの表紙に載ってる娘達は「スーツ着て踊って」ない娘達。
音楽番組に未だ一度も出たことない娘達なのだ。
・・・理解出来ただろうか。

だが所謂選抜落ちの「アンダー」とは違い、表紙もこうやって飾ったり全国ツアーを開いたり「けやき坂」の名前でオーディションを行ったりと、完全「KEYAKIZAKA」内の別グループという認識。
実際1期生よりも人気な娘達もいて・・・な感じ。
このようなイレギュラーな形をとったのは「長濱ねる」という長崎からのウルトラだったりするのだけれども・・・まぁそれは割愛。僕の推しではない。

彼女達はいわゆる音楽番組に出られない「不遇」な身にあるわけだが、恐らく2018年は音楽番組に初出演を果たせると思う。まさかドラマ先に来るとは思わなんだ。
裏付ける理由は3つ。
1つ目。メンバーの努力。
基本表情豊かで、且つ自らの状況に(表ざたで)不満を言わず、力強く頑張っている娘が多い。
ブログの更新率・グリーディングメッセージ等も一切手を抜かない。誰一人。強い。
テレビ東京で現在ドラマ「Re:mind」(けやき坂46単独出演)が放映されているのだが、気になっている人は一度見てみるといい。上手下手あれど全員が「演技」している。毎回誰かしらの絶叫する演技で夜中に震える。
ストーリーも面白いので、気になる人は絶対見た方がよい。・・・まぁ最終回迎えてないから何とも言えないところはあるんだけれども。
2つ目。見つめる未来。
過度に密着することなく、だからといって不仲というわけでもなく、仲が良い。
そして、皆「次のステージへ!」と全力で駆け出す感が本当眩しい。
実情、カップリングの曲しか歌っていない。しかし欅よりきらきら、全力がひしひしと伝わる。
そういった姿勢からなのか、彼女達の曲は欅坂と比べて前向きで聞きやすい明るいものが多い。
欅坂46青春の影といであれば、彼女たちは「青春の光」を歌う。一気にお笑い実力派の匂いがするけれども。ちなみに乃木坂は「青春のときめき」。
けやきの曲で僕は「誰よりも高く跳べ」「それでも歩いてる」あたりが好き。前向きなメッセージをダイレクトに歌う曲が多い。
3つ目。メンバーの個性。
欅坂と比べてはじめ12人という少人数で始まったからか、各々の個性が欅坂より強い、気がする。
ラーメン大好きハスキーボイス、京子。明るいおばかの最年長・真緒。笑顔から癒しのオーラ届ける・沙理奈。圧倒的美貌と無邪気を併せ持つ・史帆。笑顔が苦手だけどシュールは負けない・愛菜。夢に全力・元気120パーセント・優佳。みんなのまとめ役・久美。黒髪の似合う最年少・芽実。無垢な笑顔で皆に笑顔を、芽依。の相方セクシーリップ・彩花。
覚えやすい!!!!
・・・え、覚えられない?Re:mindを見てくれ。一発だ。

けやき坂46において、2017年は大きい一年だったと思う。
昨年は正直欅坂46のおまけ」感が強かったか、ツアーを通し新メンバーをたくさん加え、2017年「けやき坂46」という、KEYAKIZAKAファミリーに属するが欅とは違うグループと、独立できた年だったと思う。
恐らくこの1年で、はじめは批判的であったけれども、次第にけやき坂のファンになった、欅ファンも多いのではないだろうか。ちなみに僕はそう。
そしてその2017年を締めくくろのが、
このビー・エル・ティーのクリスマスけやき坂単独表紙だと思うと、熱い。
100度じゃあない。120度のマグマがファンの心を揺らす。揺るがす。
僕は買わずにはいられなかった。

ちなみに、僕のけやき坂の推しは影山優佳」「渡邉美穂」。
ただ、KEYAKIZAKAでみると一番は石森虹花」。まじ可愛い。本当癒し。愛らしい。
彼女の魅力については別記事で書こうと思う。
ちなみに人生初の握手会を彼女でチケットをとってしまった。千葉まで・・・いかねば。



もちろん買った。「風に吹かれても」。

ちなみに今号での「NGT48」のグラビアも素晴らしかった。
めっちゃセクスィー、というのもあるんだけど、
荻野由佳ちゃんの髪型本当可愛い。新たな彼女の魅力を十分に引き出している。
凛とした鼻、白い肌、表情を深くする眼差し、そしてパキパキ踊るダンス。
新曲の、力強い歌いだし。
ぐっとくる。
・・・ぐっとくる、アイドル。
実は彼女をはじめNGTも気になっているのだがそれもまた、別の機会に。