小さなツナの缶詰。齧る。

サブカルクソ女って日本語、すごく好きだったよ。

2021-10-04から1日間の記事一覧

角田光代『平凡』-「もし」なんていうのは、超リアルな御伽噺にすぎない。-

人生は分岐する。 人生は一つしかない。 角田光代『平凡』(新潮社 2019年)の話をさせて下さい。 【あらすじ】 妻に離婚を切り出され取り乱す夫と、その心に甦る幼い日の記憶(「月が笑う」)。 人気料理研究家になったかkつての親友・春花が、訪れた火災現…